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残業削減を実施している企業まとめ|売上が160%になった事例も

新入社員の過労による自殺が社会問題となったことを受けて、電通では夜10時に強制消灯が実施されるようになりました。しかし急な労働環境の変化が原因で、現場では混乱の声も上がっているようです。会社が社員の残業を減らしても、すぐに効果を得るのは難しいものです。この記事では、残業削減にどのような対策が有効か、企業の例をあげながら解説いたします。

残業削減を目指す企業の取り組みをご紹介

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企業の残業対策の事例

ここでは実際に企業が取り入れている、ユニークな残業対策についてご紹介します。

朝に自分の予定退社時刻を宣言|ビッグローブ株式会社

自分の仕事を終えたものの、周囲の人に遠慮して帰れないということは誰もが経験したことがあるでしょう。
ビックローブでは、全員が集まる朝のミーティングで一人ひとりがその日の予定退社時刻を宣言をしているそうです。あらかじめ自分の退社時刻を認知してもらうことで、気兼ねなく退社することができます。また、ほかの人の宣言時刻に感化されて、自分の退社時刻を早めようとする効果も期待できそうです。

決まった時刻に全員退社|株式会社クラシコム

女性社員が中心のクラシコムでは18時に全員が退社する施策を取っています。近年、女性の社会進出が増えたことにより、社員が結婚後も仕事と家庭の両立ができるように配慮することで、長期的な会社の利益にもつながります。18時に退社すれば、残りの時間を好きなことに当てられるので、リフレッシュが可能になり、仕事の能率をアップさせることが期待できます。実際にクラシコムでは、売り上げが160%になりました。

会議は立っておこなう|SCSK株式会社

残業時間そのものでなく、ひとつひとつの業務時間を見直すことで結果的に残業を減らすことができるでしょう。たとえば大勢の人数が働く会社では、会議は必要不可欠なものですが、一同が集まることで無駄な話をしてしまうこともあります。そのためSCSKでは会議を座っておこなうのではなく、立っておこなうことにしているそうです。立ちながらの会議では足も疲れるので、内容も必要な要点を抑えるように意識することができます。

決まった曜日は19時に消灯|株式会社カヤック

企業が残業対策をしていても、社員の意識によって効果がなかなか出ないケースもあります。カヤックでは毎週水曜日には19時に強制消灯がされる施策が取られております。これは、水曜日の残業そのものを減らすことよりも、週に1度業務時間を制限することで、仕事の能率アップを意識させるものです。

企業の残業対策で気をつけるべき事例

企業の残業対策にはいろいろありますが、次の点には注意が必要です。

多くの企業で取り入れられている早朝勤務

近年、朝活が注目されるようになりましたが、こちらは朝の出勤を早めるというものです。朝は最も頭がクリアな時間帯であるため、生産効率も上がり、結果的に残業が減ることを期待できます。

しかし注意したいのが、朝の勤務時間を増やすということは、勤務全体の時間が増えてしまうことになります。早朝勤務をしているのに退社時間が通常と同じであれば、朝に残業をしているようなものです。これを防ぐには、早朝勤務者は退社時間をその分早める措置を取る必要があります。

また、人によっては早朝勤務により生活のリズムが崩れることで、かえって仕事の能率が下がってしまうこともあります。会社の仕事はチームでおこなう場合も多々あるので、早朝勤務を強制しないようにするよう注意が必要です。

残業ゼロを達成して業務が増えた

残業対策に効果が出て、会社の部署によっては余裕ができる場合もあるでしょう。だからといって、その部署に新たな業務を与えるのはNGです。仕事量は、時間の多さではなく業務の遂行度でこそ測られるようにするべきです。残業対策を成功した部署に、そのほかの部署の業務を与えるのではなく、成功例をもとに部署の改善をおこなっていきましょう。

まとめ

残業対策は、企業だけでなく社員の一人ひとりが意識しておこなってこそ効果が現れるものです。細かい規則を組んでも、職場のニーズに合わなかったり、やらされている感が増してしまう原因にもなる場合があります。残業対策をおこなう場合は、社員一人ひとりの仕事の能率が上がるような仕組みを会社側で提案していくのがよいでしょう。

 

 

残業を減らすためには、どうしたらいい?
とお悩みの人事担当者の方へ

「残業削減にむけた事例は分かったものの、自社で成功するイメージがわかない」といった悩みを抱える人事担当者は、一度勤怠管理システムの導入を検討しましょう。

最新の勤怠管理システムは、PCやスマホなどのデバイスから、アプリ上で打刻ができるので正確な勤怠管理が可能です。従業員の打刻データはリアルタイムで確認できるので、「何時間残業しているのか?」「どれぐらい従業員に業務上の負荷がかかっているのか?」といった残業時間の把握や、その原因を洗い出すことができます。
このように、正確な勤怠データは、従業員や組織が抱える問題を把握することができるので、それに応じた人事施策の打ち出しができるようになります。

また、勤怠管理システムでは、勤怠データがクラウド上に自動反映されるため、月末月初の集計業務が不要になります。管理業務の工数が削減されることで、業務負荷が減り、残業時間も減らすことができるでしょう。
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