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社会保険の手続方法|社員雇用の際に必要な書類や手順などをご紹介

従業員を雇用する際に必要になる社会保険の手続方法はご存知でしょうか?。従業員から提出してもらう書類の種類や期限をご存知でしょうか。本記事では、社会保険に含まれる、労災保険・雇用保険・健康保険・介護保険・厚生年金についての説明とともに、各種保険の手続方法について詳しくご紹介させていただきます。

従業員の雇用時に加入が必要な社会保険の種類

手続640

従業員を雇用した際は、以下の社会保険に加入する必要があります。
それぞれについて解説していきます。

労災保険

労働者が業務上または通勤中に怪我や病気になった場合などに、労働者を保護するために必要な給付をおこなう保険です。
また、労働者の社会復帰などをはかるための事業もおこなっています。

雇用保険

労働者が失業した場合や、雇用の継続が困難となった場合に、労働者の生活及び雇用の安定をはかるるとともに、再就職を促進するために必要な給付をおこなう保険です

また、失業の予防や雇用構造の改善などをはかるための事業もおこなっています。
雇用保険と労災保険をまとめたものを労働保険と呼び、多くの業種では2つ合わせて加入することになっています。

健康保険

被保険者が病気や怪我で医療機関を受診する際に、一定の負担割合で受診することができる医療保険です。
標準報酬月額に応じて保険料を決定し、毎月一定額を給与から天引きします

厚生年金

国民年金は日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満のすべての人が加入する年金です。厚生年金は、それに積み上げる形で会社に勤める方が加入することになる年金です。

会社員は国民年金+厚生年金を毎月支払う構図になっています。標準報酬月額に応じて保険料を決定し、毎月一定額を給与から天引きします。

介護保険

介護が必要な高齢者が適切な介護サービスを受けられるように、社会全体で支える制度です。
被保険者は40歳になった月から加入して保険料を支払います。それを財源として介護が必要な人は、費用の一部を負担するだけで、さまざまな介護サービスを受けることができます。

各種社会保険の手続方法|条件や提出期限など

手続2

 

各種保険への加入条件

従業員を雇用した際、常時雇用としてフルタイムで働く場合は上記の保険への加入が必須となります。また、アルバイトやパートタイマーの場合は、週の所定労働時間が20時間以上なら雇用保険に所定労働時間が一般の社員の4分の3以上であれば、健康保険、厚生年金への加入が必須となります

ただし、4分の3未満であっても、以下の条件に全て当てはまる場合は健康保険、厚生年金への加入が必須になります。

  • 常時501人以上を雇用している企業であること
  • 週の所定労働時間が20時間以上であること
  • 雇用期間が1年以上を見込んでいること
  • 賃金の月額が8.8万円以上であること
  • 学生ではないこと

詳しい社会保険の加入条件はこちらから
社会保険の加入条件とは|保険の種類別に条件を詳しくご紹介

社会保険の提出先と提出期限

雇用保険は、翌月の10日までに管轄の公共職業安定所(ハローワーク)へ、「雇用保険被保険者資格取得届」を提出してください。

健康保険厚生年金は5日以内に管轄の年金事務所へ「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」を提出してください。

従業員を雇用したら提出してもらう書類

(1)雇用保険被保険者証
入社の際に、従業員から提出してもらいましょう。従業員が前職で発行された被保険者番号をそのまま引き継いで利用をします。

(2)年金手帳
入社の際、従業員から提出してもらいましょう。雇用保険資格取得手続の際には、被保険者番号が必要となります。年金手帳はコピーを取って、原本は本人へ返却します。

(3)給与所得者の扶養控除等の(異動)申告
給与の源泉所得税を求めるときに必要になります。

(4)健康保険被扶養者(異動)届
扶養する家族がいる場合は提出してもらいましょう。

(5)通勤手当申請書
通勤手当の支給に必要なので、提出してもらいましょう。

(6)源泉徴収票
入社した年度内に別の会社で給与を貰っていた場合、提出してもらってください。確定申告の際に必要となります。

まとめ

新しく従業員を雇い入れた際、その従業員が一定の基準を満たしている場合は社会保険に加入する必要があります。

その際「雇用保険」は翌月の10日までに管轄のハローワークへ「雇用保険被保険者資格取得届」の提出、「健康保険・厚生年金」は5日以内に管轄の年金事務所へ「健康保険・厚生年金保険被保険者資格取得届」の提出を必ず忘れないようにしましょう。

そのためには従業員から必要書類を期日までに提出してもらう必要があります。従業員の入社が決まったら早めに提出が必要な書類の連絡をしておくことが大事になってきます。

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