サイバーやメルカリも!女性躍進の最前線|働く女性を支える社内制度10選

こんにちは!HR NOTE学生編集部の紺矢です!

最近では、バリキャリ女子(バリバリのキャリアウーマン)という言葉が世間で話題になるなど、ファッションや恋愛だけでなく、仕事も同じくらい重視するエネルギッシュな女性が増えています。

我が国において、増加した女性就業者は過去4年間で147万人!!!

企業としても、働く女性が増えるのに合わせ、そのライフスタイルにも柔軟に対応するなど、 生産性を上げて働き続けられるような環境づくりへの取り組みも増えてきました。

今では、いろいろな企業で女性の活躍を推進する制度が積極的に導入されています。また、その制度は出産や育児に関するものだけではなく、なんと婚活支援から美容、お買い物のサポートまでさまざま!

本記事では、「本当に存在する」 「女性のテンション急上昇間違いなし」「イマドキ」人事制度をご紹介します。

私も今回いろいろ調べてみて、ついつい後輩と盛り上がってしまいました!
働く女性バックアップの観点から、企業を活性化するためにも、是非一度チェックしてみてください。

女性社員、離職率は驚異の40%!?

我が国では、15~64歳の生産年齢人口は減少しているものの、就業者数は平成24~28年の4年間で170万人増加しています。そのうちのなんと147万人が女性。女性の就業が特に拡大していることがわかります。

­­(参照:内閣府男女共同参画局)

一方で、国立社会保障・人口問題研究所がおこなった調査によると、出産を予定する女性就業者のうち、約40%が出産後には退職しています。過去に比べると下がってはいるものの、まだまだ高い数字ですよね。

正規社員に限定して見てみると、2014年時点で、妊娠前に正規社員だった女性のうち、子どもが1歳時においても正規社員であった割合は62.2%。

残り37.8%の女性が退職し無職、または派遣かパートとして就業しています。ここでも4割近くの女性正規社員が出産を理由に会社を辞めてしまっていることが分かります。

最近では、男性顔負けに仕事をバリバリとこなす女性も多いですが、さすがに10人中4人もやめてしまうとなると、採用市況が激化するなか、会社にとっては今後大きな痛手になるかもしれません。

離職率は高いものの、再就業したい女性は全体の約86%!

先ほど女性社員の離職率の高さを指摘しましたが、全員が会社を辞めたくて辞めたのかというと決してそうではありません。

国立社会保障・人口問題研究所がおこなった調査によると、出産後、無職の女性の86%が、経済的理由を背景に就業を望んでいます。しかし、実現してもそのうちのほとんどがパート・派遣での就業です。

パート・派遣が多い理由として、「家事や育児などと両立できる程度に働きたい」という想いを持つ方が多いようです。仕事でのキャリアップを望みながらも、どうしても時間の制約ができてしまい、思ったように働けない。

ちなみに、この話からも分かるように、専業主婦は減少傾向にあるにもかかわらず、正規継続の割合はおよそ20年間にわたり大きな変化はありません。

つまり、出産後に働く女性は増加傾向にあるものの、正規で働く女性はそれほど増えておらず、社会的課題として挙げられるのではないでしょうか。

まとめ

  • 働く女性は増えている
  • 出産後に働く女性も増えている→専業主婦は減少
  • 出産前後の就業継続率は上昇しているが、出産後はパート・派遣として就業する傾向に

出産後も働く女性は増えているが、正規雇用率は低い

→ここを企業内制度で改善し、組織活性を図るためには???

女性躍進の最前線|働く女性を支える10社の社内制度

経済的理由で働きたい、働くのであれば出産前のように、キャリアを考えしっかり組織に貢献したい。でも時間制約のために、正規社員ではなく派遣かパートでの就業。

また、出産後、職場に戻りたいと思っている人がいたとしても、保育所の待機児童問題や、会社・職場の理解など、女性からすれば不安要素がたくさんあるのも事実です。

企業としてもより長く組織にロイヤリティを持って働いてくれる従業員が増えれば、うれしいですよね。

最近では、この課題を解決していくために、独自の社内制度を導入する企業も増えてきています。以下では、その中でも特に、女性にスポットをあてた社内制度をご紹介します。

株式会社サイバーエージェント

女性活躍促進制度 macalon

背景

「ママ(mama)がサイバーエージェント(CA)で長く(long)働く」

女性が出産・育児を経ても働き続けられる職場環境の向上を目指して8つの制度をパッケージ化した独自制度。

制度内容

①エフ休

女性特有の体調不良の際に、月1回取得できる特別休暇。通常の有給休暇も含め、女性社員が取得する休暇の呼び方を「エフ休」とすることで、欠勤理由の言いづらさを排除。

②妊活休暇

不妊治療中の女性社員が、治療のための通院等を目的に、月1回まで取得可能な特別休暇。急な通院や体調等に考慮し、当日取得が可。周囲に知られず取得が可能。

③妊活コンシェル

妊活に興味がある社員や、将来の妊娠に不安がある社員が、専門家に月1回30分の個別カウンセリングで相談できる制度。

④キッズ在宅

子どもの急な発病や登園禁止期間など、子どもの看護時に在宅勤務できる制度。

⑤キッズデイ休暇

子どもの入園・入学式や親子遠足、参観日といった学校行事や記念日に取得できる特別休暇。

⑥認可外保育園補助

認可保育園・認証保育園に入れないために仕事復帰ができない社員を対象に、高額な認可外保育園料の一部を会社が負担することで社員の仕事復帰を促進する制度。

⑦おちか区ランチ

居住する市区町村によって異なる保活情報や育児にまつわる情報について、ママ社員同士で情報交換・相談できるよう、同じ市区町村に住むママ社員が集まるランチ代を会社が補助する制度。

⑧ママ報

ママ社員向けの社内報。産休・育休中の社員にも自宅へ郵送することで、産休・育休中の社員と会社とをつなぐことを目指す。

 


女性のための社内制度があったとしても、社員みんなが忙しく働いている中だと周りの目を気にし、実際使うことを遠慮してしまうというケースも少なくはありません。

サイバーエージェントではそういった部分への配慮もなされていて、「ちゃんと使える」社内制度という魅力があるのではないでしょうか。「社内制度がある」という事実だけで終わらない工夫も会社としては必要なのかもしれません。

ユニリーバ・ジャパン株式会社

新人事制度「WAA」

背景

「WAA」(Work from Anywhere and Anytime)

ダイバーシティの推進を重要な経営戦略の一つと位置付け、すべての社員がそれぞれのライフスタイルを継続して楽しむことで自分らしく働き、生産性を高められるようこの制度を導入。

制度内容

  • 上司に申請すれば、理由を問わず、会社以外の場所でも勤務可能。
  • 平日の6時~21時の間で自由に勤務時間や休憩時間を決められる。

※全社員が対象で期間や日数の制限なし

 


最近流行の在宅勤務とフレックスタイム。これらの制度を取り入れるメリットは会社側としても大きいため、もし現段階でこういった制度が会社にないという方も、一度提案してみるといいかもしれません。

産休で女性社員が長期で会社を離れてしまうこともなくなり、また、女性としてもキャリアを中断する必要がなくなるので、まさにwin-winの制度です。

株式会社メルカリ

merci box(メルシーボックス)

制度内容

merci boxは「Go Boldにおもいっきり働ける環境をより充実させてていくため」の仕組みや制度をまとめたもの。

① 社員の家族を含めた環境の支援
  • 産休・育休支援の拡充
  • 育児・介護休暇の有償化
  • 妊活の支援
  • 病児保育費の支援
  • 認可外保育園補助
  • 介護休業支援の拡充
②万が一の時のセーフティライン
  • 病気やけがの時のサポート
  • 全社員の死亡保険加入
③ライフイベントのサポート
  • 結婚休暇&お祝い金
  • 出産休暇&お祝い金
  • プライベート活動の支援
  • 慶弔時の支援

 


メルカリは3つのバリューを設定しています。

  • Go Bold ― 大胆にやろう
  • All for One ― 全ては成功のために
  • Be Professional ― プロフェショナルであれ

 

これらのバリューを信念に、男女関係なく思いっきり働ける環境がメルカリにはあるんですね。このような充実した人事制度がメルカリで働く「人」を支え、またそのことが、メルカリがヤフオクという巨大フリーマーケットと共存しながらも、成長し続けている要因の一つかもしれません。

クックパッド株式会社

制度内容

キッチンイベント

飾り巻き寿司の作り方や料理写真の撮り方といったワークショップから、季節に合わせたクリスマスパーティなどのイベントまで、社員同士のさまざまな交流が生まれるイベントがクックパッドのキッチンでおこなわれている。

民間保育サービス利用サポート

育児との両立支援施策として、病児保育やベビーシッターのサービスを法人契約しており、誰でも割引料金でサービスを利用することができる。

 


クックパッドでは、「食」という人々を幸せにしたり、食卓に笑顔をもたらすようなサービスを提供しているからこそ、オフィスの環境やチームの雰囲気に加えて、「女性の活躍」をかなり大切にしているようです。

実際この2つの社内制度のほかにも、たくさんの制度がクックパッドにはあり、「クックパッド」という人々に愛されるサービスが、この会社から生み出されていることも納得のように思います。

株式会社ツナグ・ソリューションズ

制度内容

理容半休

月1回、従業員の心身のリフレッシュと美容を目的に、理容院・美容院での施術はもちろん、ネイル・まつげ・マッサージ・エステ・リラクゼーションサロン・整体・鍼灸のサービスを受けるために取得できる半休制度。

 


ネイルをすればテンションが上がったり、まつエクをすれば前より自分に自信を持てたり...女性だってなんだかんだ単純な生き物。会社としても、半日、そういった理容に当てる時間を女性社員に与える方が、意外と全体の生産性は上がるかもしれません。

サイボウズ株式会社

制度内容

子連れ出勤制度

「学童保育に行きたがらない」「子どもの預け先が無い」といった問題解決のために開始した制度。チームの生産性を下げないなどのルールのもと運用。緊急時の受け皿として機能している。

 


私自身も共働きの家庭に育ち、行きたくない行きたくないと毎朝泣き喚き、母親に迷惑をかけながらも保育園に通っていたことを、今でも薄っすらと覚えています。
今、大きくなって思うことは、母親の負担の莫大さ。いっそ職場に連れて行ってしまった方が楽なのに、それができなかった当時。自分の母がそうだったからこそ、この制度がいかに働く母親の助けになるかが分かる気がします。

株式会社サニーサイドアップ

32の制度(一部ピックアップ)

背景

社員には、楽して働くより、一生懸命楽しく働いてほしい。また、社員が上を向いてワクワク出社できる会社でいたいというサニーサイドアップの願いからつくられた制度。

制度内容

「オンナドアップ」制度

サニーサイドアップの社員として、しなやかに美しく生きてもらうため、月に1回の全社朝礼で抽選に当選した社員が、当社契約の美容系サロンで施術を受けられる制度。

「恋愛勝負休暇」制度

独身社員の恋愛を応援する制度。大好きな人に告白したい、勝負デートの準備をしたい、プロポーズの準備をしたい、などの「勝負日」に休暇取得が可能。先輩社員にアドバイスを求めることもできる。

「失恋休暇」制度

失恋したら会社を休んでも許される制度。会社に出られなくなる程の失恋は、人生の中でよい経験になると思う、という社長の意向で実現(笑)

「離婚休暇」制度

離婚した場合、1日のみ休暇取得が可能になる制度。離婚に伴う必要な事務手続きなどに使えるという、現実的な制度。

「目指せ!A身体」制度

いわゆる健康ボーナス。 健康診断で総合「A」判定を獲得した健康社員は「32,000円」を、肥満気味の社員は翌年、基準値をクリアすれば「10,000円」をGETできる制度。

 


会社が社員を大切に思う気持ちが、ひしひしと伝わってくるような「温かい」制度盛りだくさんのサニーサイドアップ。「失恋休暇」や「離婚休暇」など、ズタズタになった社員の心を修復する社内制度まで。なるべくこれらの社内制度、使われる日が来ないことを祈ります...(笑)

株式会社グラニ

制度内容

オシャレ手当

社員一人ひとりの個性を尊重し、日々の生活に活力を持って臨むことができるよう、もっとオシャレしたいという社員をサポート(上限5千円/月)

 


月5千円?!一見少ないように思えますが、毎月5千円のオシャレ手当てを受けるということは、年に6万円もオシャレのバックアップをしてもらえるのです。毎月5千円のブラウス(ユニクロではないまぁまぁいいもの)を買ったとして、1年で12枚ものブラウス保持者に!!!!(※例えばの話です)

そう考えると、オシャレを気にする女性にとって、これはかなり夢のような制度ですね。

株式会社ソルトワークス

制度内容

バーゲンセール半休

「欲を押さえず、パーッと開放してスッキリしてまた頑張りましょう!」ということで、年2回無条件で使用可能。バーゲンに行くことを宣言すれば半休が取れる。

コンサート休暇

どうしても行きたいライブ・コンサートの日は、半休×2回または1日全休利用可能。ソルトワークスはアートやスポーツを尊重している。

 


EXILEを追いかけ続けた学生時代、、、そんな私も来年からは社会人。コンサートなんて行く暇もないし、さすがにEXILEを卒業するときがきたのかな、、(涙)(涙) なんて人がいれば最高の制度!女性だけではなく、男性も嬉しい制度です。会社へのロイヤリティが高まります。

DeNA株式会社

制度内容

生理休暇

生理日に働くことが著しく困難な女性のための制度。

 


女性であれば誰しも一度は経験あるものです。
女性でしか分かり合えないこの辛さ、を会社が理解してくれていると思うとうれしいです。

ただ、この「生理休暇」、実は労働基準法第68条で定められていて、実はパート・アルバイト・正社員など雇用形態を問わず、誰でも取得することが可能です。

とはいえ、こうして明記するだけで会社の見え方が変わりますね。

さいごに

いかがだったでしょうか。

「社内制度の新規導入」は、もしかしたら一筋縄ではいかない、難しい取り組みかもしれません。
ですが、職場環境・社内制度によって、会社への帰属意識が高まり成果に繋がった事例があるからこそ、これだけのイノベーティブな制度が支持されているのだと思います。

こういった取り組みから、採用のブランディングにも繫がります。

本記事を読んで、社内制度の見直しを考えようと思ってくださる方が一人でもいらっしゃれば、非常に嬉しく思います。

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