中小企業が抱える新卒採用の悩みを解決する3つのポイントとは?

こんにちは!HRNOTE編集部の高木です。

中小企業の新卒採用担当者の中には、「学生は就職する会社を知名度で決める」「中小企業の採用競争力は大企業に比べると負けている」など、新卒採用に関する悩みを抱えている方も多いと思います。

今回は、中小企業の新卒採用に注目し、「中小企業が新卒を採用するポイント」や「中小企業向けの新卒採用サービス」を紹介していきます。

学生がもつ「就職活動に対する意識」を知りたい方はこちら
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1. 中小企業の採用現状・課題

新卒採用の競争が激しくなっている昨今、中小企業は大企業に比べて、新卒を採用することが難しい状況にあります。

プレジデントオンラインの記事(大卒求人倍率「二極化で絶望」の中小企業|2017年12月18日)によると、従業員数5,000人以上の企業規模を超える新卒採用の倍率は、0.39倍でした。

それに対し、300人未満の企業規模の新卒採用の競争率は、6倍を上回ります。これらのデータから中小企業の新卒採用の競争率は、大企業よりも激しいことが伺えます。

では、大企業と中小企業の新卒採用に対する取り組み方は、どのような違いがあるのでしょうか。

中小企業と大企業の採用活動の違い

会社における知名度

「大企業の知名度には勝てない」という点で、悩みを抱えている新卒採用担当者も多いのではないでしょうか。

日本国内に数百万の企業があるなかで、学生が日本国内すべての企業を知ることは容易ではありません。

新卒を採用するために、就職サイトで学生を募集しても、他の求人に埋もれてしまう可能性が大きいことが、中小企業の採用課題です。多くの学生に出会う方法よりも、ターゲットとなる学生に確実に会う方法が、重要だと考えられます。

新卒採用にかけるコスト

大企業が採用全体にかける費用は中小企業と比べて、大きく異なります。

上場企業と非上場企業の比較となりますが、マイナビが公表した新卒採用の予算について調査結果によると、上場企業では採用費の総額平均が約1,237万円、非上場企業が約372万円と大きな差があります。

新卒採用に費用がかけられない企業では、効率的な新卒採用を意識することが重要ではないでしょうか。

2.学生の就活に対する意識とは

中小企業の採用担当者は、「最近の学生は大企業志向だから、なかなか中小企業を受けてくれないのでは」と悩まれている方もいらっしゃるかと思います。

マイナビが公表した2018年卒マイナビ大学生就職意識調査では、以下の結果がでました。

「大手企業がよい」「自分のやりたい仕事ができるのであれば大手企業がよい」と答えた学生:全体の約53%
「中小企業がよい」「自分のやりたい仕事ができるのであれば中小企業がよい」
と答えた学生:全体の約43%

上記のデータから読み取れるように、学生の大企業志向は、まだまだ変わらないというのが現状です。

これらの調査結果は、先行きの見えない日本経済に対し、学生が将来に不安を抱えていることが一つの要因と考えられます。

では、実際に大企業に行きたいと考える学生がほとんどなのでしょうか。以下では企業規模以外にも注目し、「会社に期待すること」や「地域による学生の意識の違い」をまとめました。

学生が会社に期待すること

「大企業の知名度にはさすがに勝てない…」と悩まれている採用担当の方に、是非参考にしていただきたいデータがあります。

先ほど記載した2018年卒マイナビ大学生就職意識調査によれば、「あなたが企業選択をする場合、どのような企業がよいと思いますか」という質問に対して、「自分のやりたい仕事(職種)ができる会社」と答える学生が一番多いという結果が出ました。

会社の知名度で選ぶ学生よりも「やりがいをもって働ける会社」を希望している学生が多いことが学生の本音です。

学生に対して、「やりがいをもって働ける会社」ということを、積極的に訴求することが新卒採用成功の一つのポイントかもしれません。

関東の学生大企業志向!地方の学生は?

また、「でも、学生は結局大企業に行きたいのでは…」と考えてしまう採用担当者に耳寄りな情報があります。

2018年卒マイナビ大学生就職意識調査が公表した以下のデータを御覧ください。

「大企業志向」である学生:
関東地方:国立・私立、また文系・理系ともに60%
関西地方:私立の文系・理系ともに53~54%
その他の地方の地域:
私立の文系・理系ともに41%

地方の私立大学に通う学生ほど、「大企業志向」である学生の割合が低いという結果でした。

以上をふまえて、地方に目を向けると、首都圏では会えないような学生に出会えるかもしれません。大企業と同じ地域で、新卒採用をおこなうのではなく、関東地方以外の地域での新卒採用を検討してみてはいかがでしょうか。

3. 中小企業が新卒を採用するポイントとは

以上を踏まえた上で、実際に大企業に負けない新卒採用をするためには、どのようなポイントに注意して採用を進めていく必要があるのでしょうか。

ターゲット」「地域」「アプローチ方法」の3つにわけてまとめてみました。「なにから手をつければいいのかわからない」という採用担当者の方は是非参考にしてみてください。

3-1.ターゲット

良い学生がなかなか採用できない」とお悩みの方も多くいらっしゃるとおもいます。では、貴社にとっての「良い学生」とはどういった学生を指すのでしょうか?

「良い学生を採用する」というゴール設定だけでは採用基準が曖昧になり、結果、採用活動を成功させることができなくなってしまいます。

採用したい学生のイメージを固めるにも、まずは自社の環境を見つめ直し、それを踏まえた上で「自社にあった人材はどのような人物どうなのか」を明確にすることが大切です。

ターゲットを明確にすることで、採用したい人物に向けた訴求を打ち出すことができます。自社が求める学生がどのような訴求で魅力を感じるのかを把握していくことが重要になります。

先ほどのデータもあったように、学生が会社に求めているものを理解し、会社の求める人物像をすり合わすことができれば、マッチした人材に会えるかもしれません。

  • 自社の環境を見つめ直し、自社にあった人材はどのような人物どうなのか」を明確にする
  • 自社が求める学生がどのような訴求で魅力を感じるのかを把握する

3-2.地域

現時点で、都市部の激しい採用競争にお悩みの採用担当者は、ぜひ「地方」へ目を向けてみてはいかがでしょうか。

地方学生が関東地方に比べて、「大企業志向」が少ないというデータがあったように、地域を変えてみるのも一つのポイントかもしれません。

しかし、地方で新卒採用をする場合、地方での説明会や移動に費用がかかるなど、「お金と時間がかかる」というのが一つの悩みどころではないでしょうか。

そんなお悩みを解決するために、地方学生に特化した人材紹介サービスを活用してみるのもいいかもしれません。

  • 地方学生が関東地方に比べて、「大企業志向」が少ない
  • 地方学生に特化した人材紹介サービスを活用

3-3.アプローチ方法

「就職サイトで学生を募集してもマッチした人材が集まらない」「就職サイトの違いがわからない」という採用担当者の声をよく聞きます。

確かにリクナビやマイナビの就職サイトを利用することは、新卒採用の王道な方法です。

しかし、就職サイトを活用すると、母集団は多く集めることができますが、不特定多数にアプローチするため、求人の出し方によっては、求める人物像に会えない可能性があります。

近年では、就職サイト以外にも、新卒紹介やSNSを活用した採用手法などがあります。中でも新卒紹介では、エージェントが企業の求める人物像のニーズを汲み取り、そのニーズにマッチした学生を企業に紹介することで効率よく新卒採用をおこなうことができます。

そこで今回は、新卒紹介サービスに焦点をあて、中小企業の新卒採用にぴったりなサービスを紹介します。

  • 就職サイトは不特定多数にアプローチするため、求める人物像に会えない可能性がある。
  • 就職サイト以外にも、新卒紹介やSNSを活用した採用手法などがある。

4. 中小企業の新卒採用向けのサービス

採用にかけられる資金や人手が限られている中小企業は「効率的な採用方法を選択すること」が非常に重要です。

そこで、以下では中小企業の採用ポイントである、「ターゲットの学生に会いたい」「地方学生にもアプローチをしたい」「広告だけでは母集団形成が難しい」といった悩みを解決できるサービスを紹介致します。

就職エージェントNEO

登録した学生に対して、キャリアアドバイザーが企業の魅力を客観的に伝え、学生のニーズとマッチした場合に紹介してくれます。

内定承諾時に費用が発生するため、イニシャルコストはかかりません。また全国の拠点数にもっているため、地方大学生の新卒採用にも特化している点が特徴です。

ちほりけ

理系新卒を採用したいけど、競走が激しくてなかなか採用できない、といった企業の悩みを解決します。

地方に住む理系学生の新卒採用支援に特化しており、キャリアアドバイザーが理系学生のカウンセリングをおこなった上で紹介するため、各企業にマッチした人材に会える確率が高くなります。

採用アウトソーシング(RPO)


採用活動にまつわる事務作業などを、企業に代わっておこなう人材サービスです。採用業務の一部、または全業務をアウトソーシングすることで、採用担当者がコアな業務に専念できるよう、サポートをおこなうサービスです。

まとめ

いかがでしょうか。本記事で紹介した学生の意識調査を見ていても、決して学生は大企業志向というわけではありません。

大手企業との新卒採用競争で悩んでいる採用担当者は、今回紹介したような地方に特化した新卒紹介を活用し、新卒採用に取り組んでいくのもいいかもしれません。

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