新卒紹介とは?活用前に知っておきたい概要とメリット・デメリット

新卒紹介とは、新卒紹介会社から学生の紹介を受けるサービス。新卒紹介には、一般公募型の採用では得られないメリットがあります。この記事では新卒紹介の概要、メリット、デメリットとその対策案、そして新卒紹介会社を選ぶポイントをご紹介します。

近年、売り手市場といわれている中で、新卒採用をより効果的におこなうことができる新卒紹介サービスが注目されています。なぜ注目されているのでしょうか。それは、新卒紹介サービスの特徴にあります。

今回はそんな新卒紹介について、メリット・デメリットを踏まえて、人気の理由を探っていきましょう。

さらに新卒紹介会社を選ぶ際に参考にしたいポイントについても、ご紹介していきます。

新卒紹介とは

新卒紹介は人材紹介の新卒採用版ということができ、転職市場ではメジャーなシステムを新卒採用に転用したものです。契約から採用までの大まかな手順は以下の通りになります。

[1]企業が求める人物像を紹介会社に伝える

企業によって求める人物(採用要件)は異なります。企業にあう人物像・企業が取りたい人物像はさまざまあると思います。新卒紹介会社はそのような採用要件をもとに、企業にあった学生を探して紹介します。

つまり企業側の定める人物像があいまいだと、紹介会社が紹介する学生もさまざまで、掲載サイトとあまり変わりがなくなってしまいます。

より詳しく、企業のターゲットとなる学生像を伝えることがポイントです。

[2]新卒紹介会社がそのターゲットにあう学生を紹介

企業の求める人物像をもとに、新卒紹介会社はターゲットによった学生を紹介してくれます。紹介会社は企業に求める人物像をヒアリングするとともに、学生に対しても面談をおこなっているところが非常に多いです。

学生とも面談をして、学生の正確や就活に対する考えをヒアリングすることで、学生の素質を知ることができます。それを踏まえた上で、企業と学生が合っているかを見極め、学生が望めば紹介に至ります。

しっかり面談をおこなって、学生側の考えも尊重した上で紹介しているので、面接する前からある程度志望度の高い学生と出会うことができます。

[3]選考から採用決定、入社までをサポート

紹介会社は企業に対してターゲットに合った学生を紹介してくれるだけではありません。紹介会社の紹介で選考を受けることになった学生と企業の仲介役となり、面接日程などの業務代行をしてくれます。

選考途中でも、面接を重ねる度に面談をしてくれる紹介会社があり、内定後のフォローをしてくれる紹介会社も非常に多くいます。

このような代行サービスを担ってくれるところも、工数削減になり新卒紹介の大きな魅力の一つといえます。

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新卒紹介のメリット

新卒紹介の具体的なメリットは、以下の通りです。

新卒紹介の魅力
新卒紹介の魅力の一つはコストパフォーマンスがいいことです。多くの新卒紹介サービスが成果報酬型であるため、無駄な出費を抑えることができます。また選考フローの一部を新卒紹介がおこなってくれるので、工数の削減が期待できます。
他に人事の方が気になるのは、新卒紹介を使う学生の特徴ではないでしょうか。これに関しては、主体的に就職活動に取り組んでいる学生が多い、といえるでしょう。ご存知の通り、現在の就職活動はリクナビやマイナビなどのインターネットを通じた応募が主流です。そういった状況の中で、ネットだけに頼らずに新卒紹介サービスを利用していることは、積極的な姿勢と捉えることができるでしょう。

1|成果報酬型である

従来のリクナビやマイナビなどの求人媒体は、掲載料がかかります。掲載料は掲載をお願いする時点で発生します。仮に1人も入社しなくても、掲載料を払わなくてはいけません。

一方、新卒紹介サービスは契約時点ではなく、そのサービスを介して学生が内定を承諾、あるいは入社したときに紹介料が発生します。また学生が内定を辞退してしまったら、返金されます。

成果が出てから費用が発生するため、新卒紹介サービスは費用面において効率的であるといえるでしょう。

2|工数を削減できる

従来の採用活動は、書類選考、複数回の面接スケジュール管理など、工数がかかります。多くの選考をおこないたい一方で、こういった採用活動は負担になるのではないでしょうか。

しかし新卒紹介を使えば、上記の工数の一部を、エージェントがフォローしてくれます。採用活動の工数を減らせるので、学生への面談や惹き付けなどに集中できるでしょう。

3|急な増員に対応可能

内定辞退などで、急遽求人を再募集しなくてはならないときもあるのではないでしょうか。リクナビなどの求人媒体では、掲載の申請、掲載、学生の応募…といった流れで、結果が出るのに時間がかかります。

しかし新卒紹介サービスならば、紹介会社に登録している学生の中から、採用要件に合った人材の紹介を受けることができるので、その期間を短くすることが可能です。

4|絞り込んだ採用が可能

紹介会社には採用要件や求める人物像を提示します。そしてエージェントがその要件や人物像に合った学生を紹介会社の母集団の中から紹介してくれます。

もし即戦力になるエンジニアを採用したい、ガッツのある体育会系を採用したければ、特化型の新卒紹介サービスがいいでしょう。

このように求める学生像を正確に伝えたり、場合に応じて紹介会社を使い分けることで、より絞り込んだ採用が可能になるでしょう。

5|非公開の採用が可能

従来の方法では、人を集めるにはまず求人情報を公募しなくてはいけませんでした。しかし新規事業や海外勤務に関わる人材の募集など、他社に知られたくない事情もありますよね。

新卒紹介サービスは求人が非公開です。新卒紹介を使えば、そういった他社に知られたくない業務に関わる人材を集めることができます。

6|自社に関心がなかった学生も紹介してもらえる

従来の採用活動は学生が企業を探し、応募しなくては始まりません。つまり、学生が企業に対して関心を持っているのが前提条件だったので、知名度の低い中小企業は不利です

しかし、新卒紹介では学生が自社に対する関心がなくても、相性が良さそうな学生を紹介してくれます。学生には知る機会がなかっただけで、最初は関心がなかった企業であっても、エージェントの紹介を経て興味を持つこともあります。

7|学生の意見を正確に知れる

自社での採用だけだと、選考後に学生の生の意見を聞くことができません。仮に感想を求めたとしても、相手が正直な意見を述べてくれているのかはわかりませんよね。

一方新卒紹介サービスでは、エージェントが学生の感想を聞いてくれます。具体的にいえば、学生が感じた魅力や懸念事項などです。第三者を介することで、より正直な意見が期待できるでしょう。

新卒紹介のデメリット

ここまで新卒紹介のメリットを紹介してきました。もちろん、新卒紹介サービスも完璧なではないのでデメリットもあります。ここでは新卒紹介のデメリットと、その対策をご紹介します。

1|一人あたりの採用費用が高い

新卒紹介サービスでは紹介した学生が入社した際に紹介料が生じます。その紹介料は、採用した人材の年収30%前後が相場とされています。なので採用した人数に比例して支払う料金が変わってきます

改善策としては、新卒紹介と他の採用手法をうまく使い分けることです。他の採用手法で補える部分は補い、自社の母集団にいない学生は新卒紹介を利用することがいいでしょう。

2|新卒紹介会社に登録している学生としか出会えない

当然のことですが、基本的に新卒紹介会社が企業に紹介できる学生は、その新卒紹介サービスに登録している学生のみです。リクナビやマイナビなどの求人媒体に比べると、どうしても学生の母数が小さくなってしまいます。

より多くの人に呼びかけるには、やはりコーポレートサイトや求人媒体を利用するのがいいでしょう。なので改善策としては、前述のように自社での採用と新卒紹介を使い分けることでしょう。

 

新卒紹介会社を選ぶポイント


実際に新卒紹介を利用するときに、新卒紹介会社を選ぶポイントをご紹介します。

一口に新卒紹介会社といっても、その規模母集団の学生の特徴はさまざまです。自社でどのような人材を獲得したいのかを明確にして、人物像に合った新卒紹介会社を選ぶのがいいでしょう。

▼学生の登録者数で選ぶ新卒紹介サービス

紹介会社を選ぶ際、登録している学生の人数が一つの指標になるかと思います。

学生の登録数が多い紹介会社はやはり母集団が多いので、求める人物像に沿った学生と出会える可能性を秘めています。

しかし、一方で学生の登録数が少ない紹介会社は、母集団が少ないとはいえ、学生の質が高い、専門的な知識があるなど、ニッチな学生の登録が多い場合もあります。

紹介会社を選ぶ際にはきちんとお問い合わせをした上で、求める人物像に沿った学生がいるかどうかを確認することが重要だといえます。

▼体育会系やエンジニアなどに特化した新卒紹介サービス

新卒紹介サービスの中には、エンジニア・体育会系・留学生などに特化したサービスもあります。

リクナビやマイナビなどの媒体を活用した採用手法で、エンジニアや体育会系の学生などニッチな分野の学生の母集団形成に苦戦をしている場合は、学生に自社の採用情報がリーチしていない場合もあります。特化型人材紹介サービスであれば、専門性のあるエージェントに相談をして、自社にあった新卒紹介会社を活用してみるとよいでしょう。
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▶️新卒紹介サービスの特徴を徹底比較|メリットや上手な活用方法とは

まとめ

いかがでしたでしょうか。

従来の掲載サイトを活用した採用だけでは、企業の名前が一般的に知られていないと、学生に企業の魅力を伝える以前に、企業との接点を持てずに終わってしまう可能性があります。

そこで今回紹介をした、新卒紹介サービスの概要やメリット・デメリットは、企業内の採用ではアプローチができないような人材とめぐりあうことができる、いい機会になるかもしれません。

さらに、企業が求める人物像に沿った学生を紹介していただけるので、内定までに非常に距離が近い学生と出会えるきっかけにもなります。

学生との接点を最大化するためにも、新卒紹介会社の活用は、今後の採用活動において重要になってくるのかもしれません。

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