給与前払いサービスとは?【採用・定着に貢献!】12サービスを紹介

アイキャッチ640

福利厚生を整えることで、社員が安心して働ける環境となり、採用においても求職者が自社に興味を持ってもらうことにつながります。魅力的な福利厚生があることで「応募数の増加」「離職率の低下」などにつながります。

では、優秀な人材の確保が難しい中、どのような福利厚生が求められているのでしょうか。

今回は、特に派遣、アルバイト・パートの雇用に大きく貢献できる「給与前払いサービス」についてご紹介。給与前払いサービスとは何か、そのメリットや12のサービスを調べてみました。

給与前払いサービスの概要とその効果とは?

shutterstock_570698116

給与前払いサービスとは?

「給与前払いサービス」とは、その名の通り、実際の給与支払い日から繰り上げて給与を先払いでもらうことができるサービスです。

給料日前でも従業員の申請に応じて、そこまで働いた分の給与の中から一定の割合の金額を先に支払ってもらえる仕組みです。

引っ越し直後、冠婚葬祭、旅行など、急な想定外の出費が続いたときや、すぐにお金が必要な緊急の場合に、このようなサービスがあれば、従業員の方々にとって喜ばれるのではないでしょうか。

実際に、このような給与前払いサービスを福利厚生施策として導入し、派遣、アルバイト・パートの方々の採用・定着などに活用する企業もでてきています。

給与前払いシステムで期待できる企業メリットとは?

企業は、給与前払いシステムを導入することで以下のようなメリットが期待できます。

  • あまり費用をかけずに新たな福利厚生として導入できる
    システム利用料や運用コストを抑えて実施することができ、福利厚生の充実につながります。
  • 採用応募数増加
    給与前払いニーズは意外と多くあり、福利厚生面において他社との差別化をはかることができます。
  • 離職率の低下
    急な出費があっても、離職の原因となる「掛け持ち」を抑制することができ、定着率を高めることにつながります。
  • 従業員を信用リスクから守る
    従業員の借金などのトラブルが減るため、金銭問題を避けることができます。

給与前払いシステム12サービスまとめ|どんなサービスがあるのか?

ここでは、給与前払い領域でどのようなサービスがあるのかを調べてみました。
12サービスをピックアップしており、比較検討の際に参考となれば幸いです。

【1】enigma pay|企業に一切負担がかからない、前払い給与サービス

特徴

勤怠データをもとに、enigmaが従業員への前払い給与の支払いを代行しておこなう。前払い給与の準備金も不要。そのため、簡単に前払い給与制度を実現できる。

企業メリット

  • 企業に運用負担がほとんどかからない。
  • 日払い・週払いを実現するための運用業務は無料で請け負ってもらえる。
  • 勤怠管理システムなどの業務システムと自動連携が可能。

従業員メリット

  • 新しい銀行口座を開設することなく、使用している口座から利用可能。
  • PC・スマートフォン・ガラケーから、いつでも・どこでも申請ができる。
  • 申請した分は最短で当日に振込みが可能。

【2】プリペイ|「いつでも、どこでも給料を受け取りたい」を叶える

特徴

勤怠実績を元に利用者に前払いをおこなう。利用者から直接前払い申請を受け、プリペイが銀行口座に入金。
その後、前払い利用額とサービス利用料・振込み手数料のデータを一括で企業へ送付。

企業メリット

  • 利用者が費用を支払う課金モデルのため、企業側が負担する費用は0円。
  • 勤怠管理ソフトとプリペイは、CSVでカンタンシームレスに連携。
  • 全スタッフを一括管理でき、煩わしいキャッシュの管理やヒューマンエラーも起こらない。

求職者メリット

  • プリペイ専用のサポートセンターがあり、不明点があれば直接問合わせが可能。
  • 前払い申請方法は、電話・WEBの2種類。WEBでも、金額を指定をするだけで簡単に申請できる。
  • さらにWEBでは、24時間申請が可能。メニューより勤怠実績/利用履歴/給与残高の確認もできる。

【3】Payme|幅広い業界での導入実績がある

特徴

若者に親しみやすいUI/UXが特徴で、飲食チェーン・人材派遣・小売・アミューズメント・コールセンターなど、幅広い業界での導入実績がある。

企業メリット

  • 導入費用、月額費用が一切かからない。
  • 誰にでもわかりやすい管理画面を設計。使い方の説明や運用の教育にかかる手間を削減できる。
  • 企業に1名カスタマーサポートの担当者がつき、導入や運用の不明点を常にサポート。

従業員メリット

  • 月〜金の営業日13:00までの申請であれば、当日着金が可能。最短で働いたその日に働いた分のお給料が受け取れる。
  • 携帯電話から簡単登録・申請可能。上司の承認作業は必要なし。
  • 誰でも迷うことなく、簡単申請が可能。利用履歴の確認もできる。

【4】アド給|企業側の負担・費用なく、導入可能

アド給

特徴

企業側の負担はなく、前払い資金もアド給がすべて用意してくれるため、財務負担が一切ない。工数がかかる手続き作業もアド給が代行して対応をしてくれる。

企業メリット

  • システム導入費、ランニング費用、前払い資金一切不要。
  • どこよりも使いやすく、安心・安全なシステムを提供。

従業員メリット

  • スマートフォン・タブレット・パソコンなどから24時間どこからでも利用可能。
  • 午前10時までの前払い申請なら当日入金。
  • 支払い時に上長への申請など不要。

【5】速払い|多くの大手企業が導入

速払い

特徴

従業員はWEB上で個々にapseedsとサービス利用契約を結び、速払いサービス利用料金はapseedsから従業員に対して課金。会社から従業員に対する課金は発生しないため、「賃金全額払いの原則」に関連するコンプライアンスリスクなく実施できる。

企業メリット

  • 速払いに関わる様々な業務を アウトソージングすることで安定した運用を実現。
  • 速払いサービスの利用の有無によって支給総額が変動することはなく、速払いサービスに係る控除項目の追加のみ。
  • 拠点数、利用人数に関わらず定額の料金で利用可能。

従業員メリット

  • 振り込みなどの処理はapseedsが代行するため専用口座の開設は不要。
  • スマートフォン、ガラケー、PCから24時間申請可能。
  • 従業員向けの問い合わせ対応もアウトソースで対応してくれる。

【6】前給|契約社数550社。登録者73万人

前給

特徴

東京都民銀行が提供する、給料日前までに働いた範囲内でお金を受け取れる制度。多くの企業が導入しており、月々わずかな手数料で利用可能。

企業メリット

  • 初期導入費用無料。
  • 従業員データや勤怠データなどの取り込みなど、手間がかからない運用が可能。
  • 企業側は振込資金を準備するだけ。

従業員メリット

  • ユーザーの最短の給料受取は翌日。
  • 利用者は口座開設の必要なし。
  • 携帯電話から簡単に申し込みができる。

【7】CYURICA|対応ATMは全国56,000台以上

cyurica

特徴

キュリカは、従業員が給料日を待たずに、働いた分だけの給与をATM手数料のみで引き出せる給与随時払いサービス。対応ATMは全国56,000台以上。

企業メリット

  • 月額50,000円のシステム利用料のみで、導入の際に初期費用はかからない。
  • 勤怠実績データを既存のシステムと連携。加算額の算出は全て自動化。
  • 人事担当者向けのキュリカに関する説明会を開催している。

従業員メリット

  • 随時払い分は、従業員様がATMから直接引出し可能。銀行口座の開設やプリペイドカードへのチャージは不要。
  • 利用できるATMは47都道府県。申請手続き不要で24時間365日引き出し可能。
  • 給料日を待たずに、その日働いた分を即時出金できる。金利もない。

【8】早給|海外送金サービス125ヶ国に対応

早給

特徴

「給料日前に」「働いた範囲内で」 お金を受け取れる「早給ペイロールカードシステム」の給与立替払いサービス。立替支払金はHayakyuが用意してくれる。

企業メリット

  • 導入費、ランニングコスト無料。
  • 海外送金サービス、125カ国に送金可能。
  • 前払い用の資金の準備不要、日々の振込作業無し。

従業員メリット

  • 企業審査のみで、従業員様の審査が可能、全従業員が使用できる。
  • 24時間365日スマホ・PCから申請可能。
  • 15時までの申請ができれば当日に給与をもらうことができる。

【9】即給|さくら情報システムと三井住友銀行との提携による給与前払サービス

即給

特徴

給与前払サービス「即給」は、従業員の給与前払いの要望を企業に代わって対応。振込みを自動的におこなうサービスとなっている。

企業メリット

  • 従業員からの申込受付から振込データ作成まで自動的におこなうことができる。
  • 企業とのデータのやり取りはインターネットによるWebベースで簡単に実施可能。
  • セキュリティ面には万全の配慮。

従業員メリット

  • 月に何度でもご利用可能(企業との取り決めにより決定)
  • 24時間・365日受付。
  • 前日の24時までに申し込みをすれば翌営業日に振込。

【10】まえばらいどっとこむ|シフト予定、出退勤管理、給与計算、給与前払いまでワンストップ

まえばらい

 特徴

できる限り実務担当者に負担がかからないことをコンセプトとして開発。まえばらいドットコムではkintai@mobileによる出退勤の管理から、ワンストップサービスで使用することができる。

企業メリット

  • 勤務者の出退勤情報を、出退勤管理アプリケーション「kintai@mobile」を使用することでリアルタイムに簡単に収集することができる。
  • 勤怠管理、給与管理がワンストップでおこなうことができる。

従業員メリット

  • 携帯電話で出退勤を入力し、いつでも携帯電話から前払い給与の申込みができるようになる。
  • kintai@mobileで収集した情報がそのまま前払いに対する準備となる。
  • サービス名:まえばらいどっとこむ
  • 会社名:プラネットサービス株式会社
  • URL:https://www.maebarai.com/

【11】前払いできるくん|申込みから最短1週間で運用可能

前はらいできるくん

 特徴

前払いのための資金を企業が用意する必要なく、導入費用、運用費用も無料で開始することができる。従業員から問い合わせなども専門スタッフが対応してくれる。

 企業メリット

  • 準備資金・導入費用・運用費用0円。
  • 最短で1週間で利用可能。
  • 日々の前払い申込件数を簡単に確認することができる。

従業員メリット

  • 24時間365日いつでも申請可能。
  • 入会審査・上司の許可は必要なし。3つのステップで簡単に申請ができる。
  • 15時までの申請で最短翌日の振込が可能。

【12】フレックスチャージ|三菱UFJが提供する給与前払いサービス

フレックスチャージ

特徴

三菱UFJ銀行が提供。設定された限度額の範囲内で、従業員が必要な金額を希望日に指定口座への振込により受け取れるサービス。

 企業メリット

  • システム投資は必要なく、低コストで導入が可能。
  • Web上で前払いができるため、事務負荷を軽減できる。

従業員メリット

  • 限度額の範囲内で、必要なときに必要な額を受け取れる。
  • パソコンや携帯電話から簡単、手軽に利用できる。

最後に

いかがでしたでしょうか。

特に派遣、アルバイト・パートにおいて、このような給与前払いサービスの需要は多くあるのではないでしょうか。低コストでサービス導入できるものが多くありますが、いかに導入・運用まで工数かからずにスムーズにできるかがポイントのように感じます。

ただ、導入すれば企業・従業員にとって、採用、定着、信用リスクの担保など、プラスの側面が非常に多い福利厚生となることでしょう。

公式アカウントをフォローして毎日記事をチェック!