これからの学生は「働く」をどう考える?「はたらくを楽しむ」イベントをレポート!

今回は、パーソルキャリアが主催する学生向けイベント『CAMP NIGHT~はたらくを楽しむためにいま会いたい7人~』をレポートします。

テクノロジーの発展に合わせ、今「はたらく」にはさまざまな形があります。そんな中で、これから社会に出る学生は「はたらく」ことに、どのような意味づけをするのでしょうか。

会社の未来を共につくる若手が今、どのような話に感化され、どのような価値観に興味を持つのかを、イベントレポートを通してお届けできればと思います。

新卒採用を実施している企業も多いと思いますが、ぜひ学生トレンドとして参考いただければ幸いです。

イベント『CAMP NIGHT 2018|はたらくを楽しむためにいま会いたい7人』とは?

CAMP NIGHT 2018とは、パーソルキャリア株式会社が学生向けに開催しているイベントです。

今、「はたらく」とは何かが問われています。
生活を顧みず仕事に熱中することが、
「幸せ」だとも「不幸せ」だとも言う人がいる。
はたらく人の数だけ答えがあるこの時代に、
自分らしく生きる7人のはたらき人をお招きし、
都会の星空の下、明かりを囲みながら
未来を灯すヒントをキャプテンの佐藤裕と探りましょう。

CAMP NIGHT 2018 特設サイトより

生き方・働き方を「感じて」持ち帰ってほしい

佐藤 裕 氏 |CAMP キャプテン はたらクリエイティブディレクター

キャリア教育支援プロジェクト「CAMP」のキャプテンを務める、はたらクリエイティブディレクター。
これまで3万人以上の学生と接点を持ち、2017年には、年間216本の講演・講義を実施。
現在活動はアジア各国での外国人学生の日本就職支援まで広がり、文部科学省の留学支援プログラムCAMPUS Asia Programの外部評価委員に選出されグローバルでも多くの活動を行っている。
また、パーソルホールディングス株式会社ではグループ新卒採用統括責任者、パーソルキャリア株式会社のリクルーティングディレクターを務める傍ら、株式会社ベネッセi-キャリア特任研究員、関西学院大学フェロー、デジタルハリウッド大学の非常勤講師、BSジャパン『ジョブレボ!-Job life Revolution-』コメンテーターとしての肩書きも持つ。

TALK1|大学受験に、起業。枠に囚われない田村淳の“はたらく”とは

田村 淳 氏|ロンドンブーツ1号2号

数々のテレビ番組でMCを務めるだけでなく、経済・情報番組にもレギュラー番組を持つ。またヴィジュアル系ロックバンド「jealkb」でヴォーカルを務め精力的にライブを行っている。
さらには海外での起業、慶応義塾大学法学部通信教育課程に在学するなど、芸能活動の枠を超え活躍の場を広げている。

Q1:はたらくを楽しむコツは?

田村さん:この質問の答えは人によって異なると思うのですが、僕は自分がやりたい事がお金に紐づいているので楽しめていますね。人によっては趣味と仕事が一致していなくて、生きていくために仕方なく仕事をしているという人もいると思います。

また、夢をたくさん持つことが大事だと思っています。やりたいことや興味があることをたくさん持つことで、「この経験っていずれこんな風に活かせそうだな」という視点を持っていれば、どんな仕事も楽しめるんじゃないかなと思います。

佐藤さん:夢が見つからない人も多いようですが、夢を持つ持たないに対してどうお考えですか。

田村さん:夢はやりたいことでいいので、何かしらあるんじゃないかなと僕は思います。大きな目標はすぐに見つからないと思います。なので、とにかく生きている中で、自分が使えるお金や労働力を考えて「こんなことをやってみたい!」くらいでいいと思うんです。

大きな夢を1つに絞ってしまうと、挫折する可能性が高いと思います。しかし、いろんな道があれば挫折するということも少ないと思います。また、僕は自分らしく生きていられていたらそれでいいという考え方なのでストレスがないんですよね。

あと思い立ったらすぐ行動しますね!

Q2:「はたらく価値観」に影響を与えたものは?

田村さん:僕は以前、自分のマネージャーに生き方や考え方をすごく変えられました。その人は、日本と海外の働き方の違いを知って、このまま吉本興業にいると自分のやりたいことが実現できないと考え、仕事を辞めたんですね。

僕もその後、実際にシリコンバレーに行って、働き方や働くことへの価値観が日本とまったく違うということを知りました。シリコンバレーでは、自分の価値を知らない人は、会社にいいように使われてしまいますが、自分の価値を知っている人は会社を渡り歩いてもきちんとした評価をしてもらえます。日本では大きな会社入ったらずっと安泰だ、ずっと同じ会社にいなきゃいけないという文化がいまだに根強いんじゃないか、と思っています。

また、自分が生きやすい、やりやすいという環境は自分で切り開いていくしかないので、そこと自分の価値観を会社が認めてくれるかどうかということが、すごく大切になってくると思いますね。

Q3:淳さんにとって、「はたらく」とは?

田村さん:僕は、人間ってずっと答えが出ないものを追い求めて生きていると思っています。だから一生勉強なんだと思うんですよね、どの仕事も。働かされている、やらされている感が出てきてしまうと、心に余裕がなくなってしまうと思います。しかし、「この経験・知識を絶対次につなげてやる!」と、仕事も人生の勉強と捉えると頑張れるかなと思います。

佐藤さん:働いているという、いわゆる労働の「働」みたいな感覚はもうないということなんですね。

TALK2|肩書きは「ジブン」。動き続けて分かった、自分らしさの見つけ方

正能 茉優 氏 | (株)ハピキラFACTORY 代表取締役、ソニー(株)新商品企画担当、慶應義塾大学大学院 特任助教

1991年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学在学中の2012年、地方の商材をかわいくプロデュースし発信する(株)ハピキラFACTORYを創業。大学卒業後は広告代理店に就職。現在は、ソニーで新商品を企画しながら、自社の経営も行う「パラレルキャリア女子」。その「副業」という働き方の経験を活かし、2016年度には、経済産業省「兼業・副業を通じた創業・新事業創出に関する研究会」の委員にも。最近は、慶應義塾大学大学院特任助教としても、活動中。

牧浦 土雅 氏 | Needs-One Co., Ltd. 共同創業者

1993年東京生まれ。英国ブリストル大学中退。2014年から東アフリカで国際協力機関と農民とを繋げるプロジェクトを牽引。TED「世界の12人の若者」に選出。現在は世界中で数百万人の熱心なユーザーを有すIT教育サービス“Quipper”の世界展開にも従事。

豊田 剛一郎 氏| (株)メドレー 代表取締役医師

1984年生まれ。2009年東京大学医学部卒業。脳神経外科医として勤務後、渡米しミシガン小児病院で脳研究を行う。その後、医療現場を離れ、マッキンゼー・アンド・カンパニーに入社し、ヘルスケア業界の戦略コンサルティングなどに従事。2015年2月より株式会社メドレーの共同代表に就任。著書に「ぼくらの未来をつくる仕事」。

Q1:自分らしさをどうやって見つければいいのか?

牧浦さん:とにかく目の前に流れてきた機会を自分のものにしていくことが重要かと思います。それが芋づる式で、いろいろな別の機会につながります。そのため、私はとにかく何事も断らず、「イエスマン」を心がけています。

正能さん: そういう機会が流れてこないという学生はどうすればいいと思いますか?

牧浦さん: いやいや、機会は流れてきています。ただ、その機会を機会と思っていないだけであって、今このご時世機会はいくらでもあるんですよ。インターンでもバイトでも、やりたいことがないと言っている人はとりあえず何かを掴み取りにいけばいいと思います。

正能さん:私は、可能性ボタンと表現しています。とりあえず何か機会が来たら連打しまくります。全部連打しているうちに、押したほうがいいボタンと押さなくていいボタンの見分けがつくようになります。最初は手探り状態で、「どういう人に話を聞いたらいいか」「どういうことにチャレンジしたらいいか」など、分からないことが多いと思います。これらはやってみないと分からないし、やってみているうちに分かるようになるはずです。まずは、失敗を恐れずにとりあえずやってみればいいんじゃないかなって思いますね。

牧浦さん:とにかく挑戦し続けたほうがいい。失敗は怖いとは思いますが、失敗してでもいろんなことに挑戦しまくったほうがいいと思います。

豊田さん:僕は2つあると思います。 1つ目は、チャレンジ癖ですね。

いきなり大チャレンジしようとするのではなく、少しずついろんなことにチャレンジしていくのが大事だと思います。日々の生活でも、仕事でも何かチャレンジするというクセづけを自分の中ですると、常に前向きにチャレンジするクセがついて、チャレンジし続けると直感とか嗅覚みたいなものが身につくと思います。

2つ目は、一生懸命やらないと自分らしさは見つからないということです。何かに一生懸命やるということがないと自分らしさというのは出てこないのかな、と思いますね。一生懸命やる中でどこかでぶつかって、それが自分らしさに変わるかもしれないですね。

Q2:生きる上で大切にしている価値観・こだわりとは?

正能さん:私はビュッフェキャリアって呼んでいるのですが、好きなことを好きなバランスでやってくということを大事にしています。

私は、自分がやってみたいことや気になることを我慢するのではなく、気になるものはとりあえず挑戦してみますね。

自分にとって、何が楽しくて何が楽しくないというものは、自分がやってみたときにはじめて、「これは楽しいな」「これだったら少し眠くても頑張れるな」ということに気づけます。

豊田さん:僕は、正能さんと反対で、「やりたい・やりたくない」といった好き嫌いをあんまり考えないようしています。

「やりたい・やりたくない」と言ってもどうせやらなきゃいけないことはやるべきだから、やりたくないと思いながらやるより、そういう感情を持たずに、一生懸命やったほうが絶対いい結果になると思います。

好き嫌いで嫌いなものを避けていると、見えもしない自分の可能性の芽を自分で摘んでしまうことがあると思います。なるべく仕事では、「苦手・得意」や「好き・嫌い」みたいな感情を用いず、やるべきなのかやるべきじゃないことなのか、といった視点で物事を見るようにしてるかもしれないですね。

そういう好き嫌いとか、自分の主観みたいなものをあえて外すことは、僕のこだわりでもあります。

牧浦さん:常に大きく考え、挑戦することですね。1つ目標があれば、必ずそれにプラス2ぐらいしないと、目標には達成しないと考えています。

また、海外は行ったほうがいいと思います。よく言われると思いますが、本当に価値観が変わります。まったく異なる文化の人と触れ合うことで、自分の考えを改めることができます。僕は、自分の考えを改めるためには、何か新しいことを始めるよりも、環境を変えるほうが早いと思っています。僕自身、海外に行っていろいろ価値観が変わり、物事に対して、大きく考えるようになったということはあるかもしれないです。

Q3:はたらくを楽しむためのアドバイスをお願いします!

正能さん:「人材ではなく、人物になろう」

働くということを考えると、どうしても組織の中の1つの職種みたいなところで考えてしまうと思います。しかし、働くということはそういうことではないんじゃないかなと思います。

自分がやってみたいこと、また私の場合、これだけはやりたくないと思っていること以外のすべてをやってみた結果、その経験すべてが個人に蓄積されて、その人物・個人というものにつながっていくと思いました。自分という人物になることが大事ということをお伝えしたいです。

豊田さん:「やりたいこと(Will)、やるべきこと(Must)、自分しかやれないこと(Can)という3つの円を考えて、なるべくその3つが重なるところを意識するということ」

「自分の名前で勝負しよう」

このWill/Must/Canの3つを意識していて、重なるところで働くことが重要だと考えています。この重なっている部分では、働いているのか生きているのかわからなくなるくらい充実します。

あと、自分の名前で勝負するということも意識しています。3つの円に重なるところに行こうとすればするほど、自分の名前が大事になってきます。誰がやっても同じことは、どんどんAIにとって代わられると思うので、この人じゃなきゃダメだっていうところをもって、バイネームで人から信頼される・依頼が来るといったところを目指してほしいと思っています。

目立つことを恐れたりすると、何もできないと思います。しかし、目立つことは悪いことじゃないので、そこに勇気を持って行動していってほしいなと思います。

牧浦さん:「笑おう」

とりあえずよくわからなくても笑って生きることが大事だと思います。それが楽しむっていうことなんですけど、そうやって笑うことを意識するだけで、QOL(クオリティ・オブ・ライフ)も上がるし、何か自分にとって幸せなものややりたいと思うものが見つかるんじゃないのかなと思っています。ぜひ、これはみなさんにも実践してほしいなと思います。

ポジティブな人のほうが、人も寄ってきますしね。

TALK3|転機をチャンスに。変化の時代を生き抜く、キャリアスイッチ思考

 菅本 裕子 氏| モテクリエイター

1994年、福岡県生まれ。アイドルグループを脱退後ニート生活を送るも自己プロデュースを開始し「モテクリエイター」という新しい肩書きを作り自ら起業。現在はタレント、モデル、SNSアドバイザー、インフルエンサーとして活躍中。10〜20代女性を中心に自身のInstagramやYouTubeチャンネルで紹介するコスメ等が完売するなどその影響力は絶大。Instagram、Twitter、LINE@、YouTubeなどのSNSのフォロワー100万人以上。近著に『SNSで夢を叶えるニートだった私の人生を変えた発信力の育て方』。

石川 直宏 氏 | 元サッカー日本代表 FC東京クラブコミュニケーター

横須賀市の少年団チーム横須賀シーガルスでサッカーを始める。その後横浜マリノスジュニアユース→ユースを経て2000年Jリーグデビュー。2002年、出場機会を求めてFC東京へ移籍。2003年から2004年にかけてはアテネオリンピックを目指すU-22日本代表とA代表の両方から召集を受け活躍。度重なる怪我を乗り越えて、圧巻のプレーと爽やかな笑顔でファンを魅了し続け、2017年に引退。現在はFC東京クラブコミュニケーターとしてクラブの発展に尽力しながら、メディアや講演など幅広く活動をしている。

村上 臣 氏 | LinkedIn日本代表

大学在学中に仲間とともに有限会社「電脳隊」を設立。その後統合したピー・アイ・エムとヤフーの合併に伴い、2000年8月にヤフーに入社。一度退職した後、2012年4月からヤフーの執行役員兼CMOとして、モバイル事業の企画戦略を担当。2017年11月にLinkedInの日本代表に就任。複数のスタートアップの戦略・技術顧問を務めている。

Q1:自分を変えた転機は何ですか?

村上さん: 大学生の時に、周りの大人からホームページ制作の依頼がたくさんあって、すごく儲かったんですね。それで、税金対策をしなければいけなくなったので、とりあえず会社をつくったことです。

でも、その時に流れに乗ったことが転機でもあって、そうした激動の中にいたことが幸せでした。やはり伸びている市場にいると、チャンスがたくさんあるんですね。成熟した市場の中にいるよりは、次伸びそうな熱いところに勇気を持って飛び込むと新しいチャンスに出会えるんです。是非そういった、自分の気持ちが乗る何か新しいものを見つけられるといいんじゃないかなと思います。

佐藤さん:乗っているマーケットを知るにはアンテナが必要だと思うのですが、どうやってアンテナを立てておけばいいでしょうか?

村上さん:NewsPicksを熟読すればいいんじゃないですかね。(笑)やはり今、インターネットで情報がたくさん取れるじゃないですか。なので若手起業家や経営家など、興味がある人をまずフォローすることがおすすめです。その先端を行っている人はアンテナがビンビンに立っているので。

とにかく、その人が言っていることや、やっていることを見ていると、何となく自分にとって興味のある領域がいくつか出てくると思います。その中で自分に合いそうなものや、面白そうと感じたものを自分でより調べていくことで、何か興味が出てくるかなと思います。

石川さん:僕の転機は、一番最初はJリーグができた時ですね。Jリーグの華やかな舞台見てパーンとスイッチが切り替わって、Jリーガーになると決めたんです。この瞬間が、夢が目標に、本当に切り替わった瞬間でしたね。そこからいろいろ逆算をし始めて、自分がどうしたらプロになれるのかを考えました。その当時は今のように手に取るように情報があるわけではなかったので、とにかく手探りでチャレンジしていきました。

中高時代はプロという目標掲げてやっていても、全然近づいている気がしなかったんです。しかし、その中でも自分の目の前に訪れる転機はあったんですね。

例えば、同じポジションの選手が怪我をして試合に出られなくなり、その空いたポジションに自分が入ったことがあります。ネガティブなことが起きている時、つまり逆境の時の方が、転機であったりします。

転機が訪れた時に、そのチャンスを掴む準備だけは、アマチュア時代もプロ選手時代も心がけていました。苦しい時ほど、「この先チャンスがあるんじゃないか、チャンスを掴んだ先の景色を見たい!」というのがモチベーションでいろいろな壁を乗り越えてきたかなと思います。

佐藤さん:その準備の根っこは、やっぱり目標とか夢があってこそなんですか?

石川さん:最初はそうですね、誰になんと言われようと「プロになるという想い」がありました。あとはプロの中で段々キャリアを重ねていく中で、自分だけで乗り越えていくよりは、自分のプレーを楽しみにしてくれている人がどんどん増えていって、それに合わせて「もっともっと応援してくれている人たちを喜ばせたい」という考えに変わっていきました。

ゆうこすさん:私にとっての転機は、 アイドルを辞めてからの最初のイベントです。そのイベントに来てくれたお客さんはたったの3人。その悲しい状況を変えるために始めたSNSが、逆境を好機に変えてくれました。

最初は、SNSでもずっと個人のことをつぶやくだけで、どう人とつながったらいいのか、自分のことを応援してくれる人をどう集めたらいいのか、さっぱりわかりませんでした。なので、「ランチなう」とかつぶやいていました。(笑)

今までは求められることに全力で応えていくことが一番だと思っていたし、そう信じてやっていたんですけど、「一瞬見て、飽きられて、捨てられる」という感じがしていたんですね。

それで、SNSの投稿の仕方を変えようと、いろいろな投稿を見ながら試行錯誤しました。その中で、共感ポイントが多い人がたくさんリツイートされていて、それを見て「共感される投稿をすること」がすごく大事だと気づいたんです。

インフルエンサーや芸能の仕事をしながら、SNSで発信する女の子はたくさんいます。なので、同じようなことや普通のことをするのではなく、いい意味で尖るためにも、自分の本当にやりたいこと、人に共感してもらえることを発信していこうと思い、たどり着いたのが「モテ」だったんです。

佐藤さん:イベントに3人しか来なかったというネガティブな事象が転機となったんですね。

Q2:失敗はどう乗り越える?

石川さん:僕はケガをすることが多かったんです。ただ、ケガをしてしまったことはもう仕方がないので、そういう時こそ自分にできること、その時にしかできないことをとことん突き詰めて考えていましたね。どんな時でも自分らしくいようと心がけました。

試合でも、悔しさも嬉しさも全部出しながらプレーしている姿が、ファンにより身近に感じてもらえ、応援してもらえていると思います。本当の素の自分をさらけ出すことが自分の生き様であり、キャリアを歩んでいく上での自分のキーになったかなと思います。

僕は、ミスも成功も起きることがすべて善きことだと思って、いろいろチャレンジしています。全部受け入れて、次に自分ができることは何かということを考えていますね。

ゆうこすさん:SNSで自分のことを発信してる人からすると多分失敗ってないんですよね。すごく変な言い方をすると、失敗はSNSのネタになるんですよ。 失敗をポジティブに発信してしまえば、むしろプラスになるんです。だから私は失敗もラッキーと捉えています。

楽しかったことや悲しかったこと、起こったことなどをすべて自分の言葉で相手に届くような書き方を心がけていますね。

村上さん:起きた過去は誰にも変えることができないけど、ただ起きたことを受け止めて、「次に何ができる?」ということをいつも考えていました。もちろんヘコみますが、失敗してもこの後どうするかと常に先のことをひたすら考えていたということですかね。

Q3:転機をチャンスに変えるコツは?

ゆうこすさん:「全てエモく」

「エモい」って相手の心をグッと動かすみたいな感情、エモーショナル的なことを意味するんですけど、辛かったことや悲しかったことなどネガティブなことも、全部を共感してもらえるようにエモく捉えるようにします。

自分の失敗も、相手にエモく伝えられたら、それはもはや失敗じゃなくてプラスになります。むしろ失敗した方がエモいと思います。

石川さん:「起こる事全て善き事」

現役時代に経験したケガや移籍もそうなのですが、いいこともそうじゃないこともたくさんありました。どうしたらそれを乗り越えられるかなって思った時に、全部「善き事」と捉えるようにしたんです。起こったことに対して、自分でいい形に変換し、うまく自分を納得させることで、苦しかったことも「自分にとってマイナスではなかった」と思えるようになりました。

村上さん:「来たボールは、全てチャンス!」

基本的に転機というものは、その時点でもうチャンスなんですよね。だからそれをどう活かすかが重要だと思っています。それを見送るかどうかも自分次第だと考えると、その舞台に立てたこと自体がもうすでにチャンスだと僕は思っています。

編集部より|これからの若手のやる気スイッチは「はたらく楽しさ」「自分名義の仕事」

いかがでしたでしょうか。

働き方改革法が成立し、企業側でも働き手の長時間労働の是正や、労働対価の見直しをしていくことになるでしょう。

この「はたらく」ことのインフラ整備と並行し、今後の企業経営に必要なのは、「働き方改革第2章」として、【生産性】と【エンゲージメント】を強化していくことです。

我が国における「熱意あふれる社員」の割合はなんと6%しかなく、139か国中132位という結果です。

「働き方改革」が進む今、学生も社会人も改めて「はたらく楽しさ」を考えてみるべきなのかもしれませんね。

「はたらく楽しさ」は「自分にしかできない自分名義の仕事」を意識すること。

私たち自身も、働き手として、社会人の先輩として、「何にこだわりを持っているのか」「仕事にどんな意味づけをしているのか」を考え、「自分名義の仕事」を若手に伝え続けることが大切かもしれません。

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