従業員満足度とは?|従業員管理システムと他社事例をご紹介

人手不足である近年、従業員一人ひとりの生産性をどう高めるかが重要となってきています。従業員の生産性を高めるために、最近注目されているのが従業員満足度です。

「従業員満足度とは?」「従業員満足度を上げるにはどうしたらいいのか?」

本記事では、従業員満足度について、そして従業員満足度向上の事例をご紹介します。

1. 従業員満足度とは

従業員満足度とは、ES(Employee Satisfaction)とも呼ばれ、従業員が人間関係や福利厚生などに対して、どのように感じているのかをスコアリングしたものです。日々の仕事に不満を感じていなければ、従業員満足度は高いはずです。

もちろん、人間関係や福利厚生だけではなく、「職場環境」や「仕事に対するモチベーション」など従業員が置かれている環境も、従業員満足度に大きく影響します。

従業員の満足度が高まると生産性は高まり、結果的に業績の向上につながると言われています。さらに、企業に対する愛着心も増し、離職を防ぐ効果も期待できるでしょう。

それでは、何が従業員満足度に大きく影響しているのか。ここでは4つの要素をご紹介します。

1-1. 職場環境

仕事をする職場環境が快適かどうかは、従業員にとって重要です。

たとえば、「パソコンが古くて、操作に時間がかかってしまう」といった場合は、生産性が低下してしまいます。

また、「夏は暑く、冬は寒い」「イスと机がゴツゴツしていて、腰が痛くなる」などの職場環境が原因だとすると、仕事に対するやる気が低下してしまうかもしれません。

最初は我慢すればいいと思っていても、日を追うごとにストレスが少しずつ溜まっていきます。そのストレスが積み重なると、従業員満足度に悪影響を及ぼします。

職場環境の改善には費用がかかりますが、従業員満足度を向上させるために、従業員の職場環境に対する不満をヒアリングし、改善しましょう。

1-2. 人間関係

人間関係は離職する原因によくあげられます。

企業は、年齢や経歴・性格が異なる人で構成されています。そのため、どのような組織にも、一定数の気が合わない人はいるでしょう。

だからこそ、企業は組織文化を浸透させる必要があります。多種多様な人が集まっても、企業文化に共感していれば、衝突やすれ違いが起こりにくいでしょう。

これらの理由で、「企業文化の醸成・浸透」が重要になってきます。企業文化の醸成・浸透は採用活動でも、求職者の訴求ポイントになるので、規模の大小に関わらず、向き合ったほうがいいでしょう。

1-3. 福利厚生

福利厚生は、従業員やその家族の生活が向上することを目的とした、さまざまな取り組みのことです。

福利厚生には給与以外の現金給付(家賃補助、子供手当など)や社員食堂、育児休業、時短勤務などがあります。福利厚生が充実していると、従業員が「会社が自分たちのことを考え、期待してくれている」と感じ、会社への信頼が増します。

近年では、オフィスでマッサージが受けられるような、一風変わった福利厚生も増えてきています。福利厚生は採用活動時にも大きく影響するので、力を入れるべきポイントでしょう。

1-4. モチベーション

人はモチベーションによって、大きく成果が変わってきます。

モチベーションには内発的動機付けと外発的動機付けがあります。内発的動機付けとは、「自分がやりたいからやる」という心の中から湧きでるモチベーションのことです。

外発的動機付けとは、「~ために仕事をする」という目的意識から生まれるモチベーションです。この2つのモチベーションを上手く刺激することが必要です。

高いモチベーションは周りにも伝達し、組織全体として盛り上げることができます。また、短期的にモチベーションを上げるのではなく、長期的にみてモチベーションが高くなるような設計が必要でしょう。

従業員満足度を向上させるためには、まず現状の授業員の満足度を知らなければいけません。現状の従業員満足度を知ることで、どこに課題があるのかを知ることができ、施策の効果を検証することができます。

では、従業員満足度を知るためにはどのような方法があるのでしょうか?

2. 従業員満足度を把握できるコンディション管理システムをご紹介

まずは現状の従業員満足度を調査することが重要です。従業員満足度を調査する一つの方法として、コンディション管理システムがあります。ここでは、コンディション管理システムをご紹介します。

2-1. A;|チームのエンゲージメントを自動で可視化

【特徴】

  • A;をチームのSlackに接続するだけでチームのつながりが見える

    A;をチームのSlackに接続するだけで、チャットのやり取りや行動データを収集し、解析することができます。チームの誰と誰がコミュニケーションをよく取り、どのチャンネルで議論が盛り上がっているかを計測し、可視化することができます。

  • チャットの発話を自然言語解析して感情が見える

    チャットの発話を自然言語解析することで、ポジティブ度やネガティブ度を解析することができます。メンバーのメンタルバイオリズムを把握することができます。

  • チャットでのアイデアを共有することができる
    チャット中にタグを付けたコメントをすべて自動で収集します。他の会話によって埋もれている気づきやメモを見返すし、業務進捗を共有することができます。

サービス名:A;
提供会社:Laboratik株式会社
URLhttps://laboratik.com/index.html

2-2. モチベーションクラウド|組織のモノサシで「PDCAサイクル」を

【特徴】

  • 簡単に現状把握し、組織状態を解析することができる

    組織診断サービスに回答するだけで、従業員の組織状態を可視化、数値化します。回答結果を偏差値表示し、他社との比較や項目ごとの比較、属性による比較など、さまざまな角度から分析することができます。

  • 経営豊富なコンサルタントが目標設定をサポート
    把握した結果をもとに全社だけでなく、部署ごとの目標設定や改善項目を設定のサポートをおこないます。経験豊富な組織人事コンサルタントにより、的確なアクションプランを策定します。
  • 改善状況をリアルタイムに把握することができる

    設定した改善項目ごとにサーベイを実施することができます。月次や週次で、実際の改善状況をリアルタイムに把握することができます。

サービス名:モチベーションクラウド
提供会社:株式会社リンクアンドモチベーション
URLhttps://www.motivation-cloud.com

2-3. Geppo|従業員のコンディション変化発見ツール

【特徴】

  • 答えやすいから高回答率
    1分で回答できるように「仕事満足度」「人間関係」「健康」の3問を厳選。 しかもログイン不要で、高回答率を実現。従業員の気持ちを広く吸い上げます。
  • 最小業務で最大効果を
    「入力促進」「回答読み込み」「アラート設定/エスカレーション」などの高負荷なオペレーションは、すべて代行します。最小限の人事負荷で、最大限の効果をお返しします。
  • 兆しを素早く一目で把握
    入力内容をリアルタイムにアップデートでき、変化を瞬時に察知できる直感的なダッシュボードを提供しています。オペレーターが仕分けたアラートもカテゴリ毎に分類し、組織毎の件数や対応状況など、直感的にコンディションを把握可能です。

サービス名:Geppo
提供会社:株式会社ヒューマンキャピタルテクノロジー
URLhttps://www.geppo.jp/

3. 従業員満足度を上げる取り組み事例

従業員満足度を向上させるために取り組みをおこなっている企業は多くあります。

その中で、HR NOTEで取り上げさせていただいたサービスの中から、具体的な事例を3つご紹介します。

3-1. アクティブな適材適所の求人「キャリバー」

キャリバーは、全社のさまざまな部署のポジションニーズを可視化する社内版求人サイトです。

各部署が「どのようなことをしているのか」「どのような人に来てほしいのか」「部署内の雰囲気はどうなのか」がキャリバーで確認できます。希望すれば異動することも可能です。自ら積極的に異動するので、ポジティブな異動が可能となります。

自分の希望する部署の仕事にチャレンジできることで、モチベーションが上がります。また、他部署がおこなっている仕事を知ることで、会社に対する理解も深まります。

詳しくはこちら

3-2. 組織診断ツール「HR Glass」

従業員が1,000人以下の企業を対象にした自社の見える化サービスです。特に事業が拡大するフェーズの企業に注目し、個人と組織が相互に高めあう環境をつくることを目的としたツールです。

個人に対しては、質問で本人が「成長実感を持って働いているか」に注目して、成長実感度を把握します。

同様に企業に対してもおこない、それぞれの成長度を5段階で表示します。評価のバランスを確認し、企業の状態を把握し(たとえば、個人が評価5で、組織が評価1ならば、組織として成長していない)、対策を立案、実行に移します。

評価のバランスでおこなうべき対策を決めることができるので、バランスのよい企業づくりにつながります。また、個人としても評価の推移を確認することで自分の成長を実感でき、モチベーションアップがつながります。

詳しくはこちら

3-3. 「自分の上司は自分で決める」

エリアマネージャー総選挙という人事制度です。エリアマネージャーを「できそうな人にやらせる」のではなく、「やりたいという意思をもった人にやらせる」という理念の制度です。

指名されてマネージャーになると厳しい状況に陥ったときに、「だからやりたくなかったのに・・・」という考えが頭に出てきてしまいます。

でもやりたいと言った人にやらせることで、自分から「やる」と言ったので、「最後までやりきる!」というモチベーションにつながります。

この制度によって「なぜあの人は大した仕事もできないのにマネージャーなんだろう?」といった従業員の不信感も取り除かれます。上司に対する不信感が取り除かれることで、会社に対する信頼感はアップします。

詳しくはこちら

4. まとめ

従業員満足度を上げたい場合は、まず現状を把握することが重要です。

今回ご紹介したコンディション管理システムを使って従業員満足度を測ってみてはいかがでしょうか。従業員満足度が予想より悪い場合は、企業と従業員間でギャップが生まれている可能性があります。

従業員満足度を高めることによって、従業員の生産性が高まり、企業の売上が上がり、従業員に還元される。

そうなれば、さらに従業員のモチベーションが上がり、企業にも、従業員にもメリットが生まれます。システムを導入して、コンディションを可視化して、従業員満足度を引き上げてみてはいかがでしょうか。

公式アカウントをフォローして毎日記事をチェック!