理系学生の就活事情を徹底調査|理系学生採用のアプローチ方法とは

こんにちは、HR NOTE編集部です。
理系人材の需要が増え続けている近年ですが、理系学生はどのような就活をしているのでしょうか。

今回は、理系学生にフォーカスを当てて就活状況を見ていきたいと思います。

また、地方の理系学生を対象におこなった就活状況調査もまとめていますので、一緒にご覧ください!

1.理系学生採用の近況

企業における需要増加が続いている理系学生ですが、理系学生の就活状況を把握することは採用をおこなう上で非常に効果的です。

ここでは、理系学生の就活状況がいかなるものかご紹介します。

1-1 需要が増加傾向

現代社会において、急速に成長しているのが、テクノロジーの分野です。今までは人力でおこなっていたことも、次々にIT化しそれにともない企業でもIT人材の需要が高まってきました。

理系人材はテクノロジーについてもっぱら強く、専門分野で研究もおこなっていることから一定の知識を有しているということができます。これから更に加速すると予測されているIT業界において理系人材を欲しがる企業は多く、引っ張りだこになるでしょう。

それは新卒採用においても同様です。企業の理系学生需要は年々数を増しています。

しかし、理系学生は文系学生に比べて圧倒的に数が少ない上、大学院や推薦で進路を決める学生も多く採用市場においては需要超過で非常に困難といわれています。

1-2 理系学生の就職状況

採用市場において貴重人材とされている理系学生ですが、そんな理系学生はどのような就活をおこなっているのでしょうか。

理系学生は就活に充てることができる時間が少ない

理系学生の多くは3.4年に上がるタイミングで大学の研究室に入ります。そこで、授業と並行しながら自分の研究をおこないます。

一般的に就活が解禁するといわれる4年になる前の3月頃から、卒業研究におわれるようになり、文系学生と比べて圧倒的に就活に充てる時間がないということが実状です。

そのため、文系学生に比べ、理系学生は就活を始める時期が遅くなってしまうという傾向があり、インターンシップやイベントに参加する数も文系学生より圧倒的に少ないことが多いです。

詳しく調べずに大手に就職する

理系学生は時間がないので、就活で必須といわれている自己・企業・業界分析を十分にできていないことが多いです。

そのため、就活についても自分に合っているかという観点ではなく、名前が通っている大手企業を選びやすい傾向にあります。大手は中小に比べ研究設備が整っているので、充実した研究をすることができその点でも大手を選びやすいのかもしれません。

大学院の進学率が高い

文科省によって調査された「平成30年度学校基本調査について」によると、大学の学部卒業者に占める就職者の割合が約77%であるのに対し、大学院への進学者は約11%です。

その中でも、理系学生の大学院進学率は非常に高く、文系学生(人文科学部・社会科学部)が進学率5%前後であるのに対し、理系学生(理学部・工学部)の40%前後が大学院に進学していることが分かります。

引用:文部科学省「平成30年度学校基本調査について

このように、理系学生は文系学生に比べ、大学院への進学率も高いです。大学院にいった理系学生の多くは、大学院で学んだ専門知識を生かして、特殊な分野や大手に就職を決める傾向にあります。

都心と地方でも学生の就活状況は異なる

これは、理系学生に限った話ではないですが、都心の学生に比べて地方の学生は就活情報量が圧倒的に少ないという課題があります。

都心の学生だったら、行き帰りの駅看板で常に見るというような状況でも、地方の学生は学校と家が5分圏内というようなところに住んでいることが多いです。

そのため、閉鎖的になってしまい、優秀な学生でも地方の小さな研究所に留まることも多々あります。

2.徹底調査!理系学生に就活についてきいてみた

ここでは、実際に理系学生の就活事情について調べてみた結果をご紹介します。19卒の学生が回答した就活アンケートをまとめてみました。

理系学生の就活事情について知っておくことは採用において非常に重要となりますので、ご参考にしていただけますと幸いです。

Q1:理系学生が希望する業界NO.1はどこ?

引用:ネオキャリア「理系学生就活調査

理系学生はメーカーに就職するイメージが強いですが、実際に学生にもっとも人気だった業界は食品業界でした。

東洋経済が調査した理系学生が選ぶ「就職人気ランキング」100社でもトップ10のうち5社は食品業界で、食品人気が高まっている印象が見受けられます。

Q2:理系学生が希望する職種は何が多い?

引用:ネオキャリア「理系学生就活調査

理系学生が希望する職種で一番多かったのは開発です。やはり理系職種の醍醐味である開発と研究は人気が高いですね。

第3位が営業というのが意外でした。

エンジニアは各企業で需要が高まっている職種ですが、理系学生の希望職種はそれほど高くはないことがわかりますね。

Q3:企業規模は大手?中小?

引用:ネオキャリア「理系学生就活調査

理系学生は研究設備も整っている大手企業を希望することが多いといわれますが、実際に大手企業がいいという学生は18%で、大手・中小が38%、未定や問わないと回答している学生が36%でした。

企業規模を指標にはしているものの、必ずしも大手じゃないとダメだと考えている学生はそれほど多くはないようです。

Q4:勤務地はどこがいいの?

引用:ネオキャリア「理系学生就活調査

首都圏・関東を希望する学生が多いようですが、それと同じくらい全国どこでもを選択する学生も多いことがわかります。

現住所、地元で就職したいという学生は16%いるとはいえ2割弱にとどまりました。

Q5:学校推薦は活用する?しない?

引用:ネオキャリア「理系学生就活調査

学校推薦での就活が多いイメージが強い理系学生就活ですが、受けると回答した学生は55%と過半数とはいえ半分程度におさまるという結果でした。

学校推薦にとらわれず自分で就活をおこなうという学生も一定数いることがわかりますね。

3.理系学生にはこうアプローチするべき!

理系学生の就活事情をみていきました。

ここでは、このような就活事情を踏まえ理系学生を採用する際のアプローチ方法をご紹介します。

学生のスケジュールを配慮した選考スケジュールを組む

前にも述べたように、理系学生は文系学生と比較すると就活に時間を割くことができません。選考が進んでいても平行して研究は続けなければならず、いつでも選考を受けられるという状況ではありません。

そのため、理系学生の就活スケジュールを把握しておくことが大切です。選考を受けている学生に対し、ヒアリングをしっかりおこない、研究室の予定に支障がないように選考日程を組むといった配慮をしましょう。

理系学生にも理解がある企業と見られるようになり志望度もあがるのではないでしょうか。

中小企業は大手に負けない企業の魅力をしっかり伝える

中小企業は研究設備などでは大手企業に劣ってしまうかもしれませんが、必ずしも企業を選ぶポイントはそこだけではありません。

企業の社風が自分とあっているか」「やりたいことができるかどうか」「職場環境・人間関係がどうか」など、企業を選ぶポイントは多々あります。

自社の強みは何なのかをしっかり分析し、それを学生に伝えることが重要です。自社の強みを分析することでより学生に対して会社の魅力を伝えることができ、それが学生の求めている魅力とマッチすることでひきつけをすることができます。

理系学生は自分から取りに行く情報が少ない分、情報が入ってくれば検討材料になる可能性は高いです。企業からどんどんアピールをすることで理系学生の目に止まるようになるのではないでしょうか。

必ずしもみんなが大学院にいき、学校推薦で就職を決めるわけではない

文系学生に比べ理系学生は大学院にいく人・学校推薦で就職を決める人が多いですが、全理系学生が当てはまるというわけではありません。

学校推薦はどの会社にもいけるというわけではなく、学校と関わりのある企業に限られます。また、学校推薦なので、その企業に内定が決まったら必ずそこに就職しなければならないという決まりもあります。

そのため、自由がきかないと学校推薦を受けない学生もいます

理系学生はアプローチできる手段が少ないと後ろ向きになる必要はありません。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。理系学生のリアルな就活状況をアンケートも交えてご紹介しました。

理系学生は今後とも需要が増える人材層であると思いますが、何より母数が少ないのでむやみに採用をおこなっても集めることができません。

しかし、地方の学生に目を向けてみると思いがけない優秀な人材に出会える機会があります。採用に困ったときこそ、視点を変えてみることも大切かもしれません。

本記事が貴社の採用活動の参考になれば幸いです。

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理系学生は文系学生に比べ圧倒的母数も少なく、
都内の理系学生は大手企業に就職を決める傾向にあるため、
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