新卒ITエンジニア採用を成功させる5つの手法|メリット・デメリット比較

現在は、どこの企業も人材不足で採用に苦戦する時代です。特に、各業界でIT化が進んできた影響により、あらゆる業界でIT人材が求められるようになりました。

しかし、そもそもITエンジニアの母数が少ないため、ITエンジニアを採用することは簡単ではありません。

中途のITエンジニアを採用したくても、自社に転職してもらえるような何か魅力がない限りは、中途のITエンジニアを採用するのは難しいといえるでしょう。

そこで、最近注目されているのが「新卒のITエンジニア採用」です。新卒のITエンジニア採用は、中途ITエンジニアに比べスキルは劣るものの、可能性にあふれています。

そこで本記事では、「新卒ITエンジニアを採用する際に、知っておきたい内容」をお伝えします。

1.ITエンジニア採用はなぜ難しいのか

人手不足により、人材の採用そのものが難しいといわれている昨今ですが、なかでもIT人材採用は、さらに難しいといわれています。

ここでは、その要因にはどのようなものがあるのかを紐解いていきたいと思います。

人材不足

現在、どの業界・職種においても人材不足が深刻です。なかでも、IT人材の人材不足はさらに深刻で、ITエンジニアを採用することも非常に困難といわれています。

IT市場の拡大により、そもそもIT人材が少ない

日常のさまざまな場面において「IT化」が進んできています。IT化が進むことによって人々の生活は格段に便利になりました。

しかし、IT化が進んできたということは、それだけ多くのITサービスをつくり出す人材が必要になります。

しかし現状として、ITサービスを生み出す「生産側の人員供給が追いついていない」という事実があります。

以下の数値は経済産業省が発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」における2015~2018年のIT人材の供給人数と不足人数です。

IT人材の需要の増加は加速しているのに対し、供給人数の増加率が停滞しているため、不足人数は年々増えるばかりです。

(引用:経済産業省「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」)

2030年には、需要は高まり続けるものの、超高齢社会で生産人口が減る影響により、供給人数が減少し、不足人数が約59万人までになるといわれています。

IT人材不足は今後ますます深刻化するでしょう。

優秀人材が、転職市場にいない

ただでさえ希少なITエンジニア人材。優秀なITエンジニアは、何が何でも手放したくないと考える企業がほとんどなのではないでしょうか。

企業は優秀なITエンジニアに会社に留まってもらうため、さまざまな待遇を施してでも、ITエンジニアの転職を阻もうとします。

エンジニアも高待遇の企業で働くことは理想的といえるので、リスクを犯してまで転職をしようとは思いません。

その結果、優秀なITエンジニアが転職市場にいないという状況が起こるのです。

会社に属さない、フリーランスのITエンジニア増加傾向

今のトレンドでもありますが、働き方の自由さを求めて、フリーランスで働くことを希望するITエンジニアが非常に多くなってきました。会社の型にはまることなく自由に働くことで、自分のスキルを全面に押し出すことができます。

うまく自身の能力をうまく売り出すことができれば、会社に属して月給をもらうよりも多くの給与を得ることができます。

2.新卒ITエンジニアの手法比較

ITエンジニアを採用する際には、さまざまな手法を検討されると思います。

ここでは、ITエンジニア採用の際に活用してみてほしい手法のメリット・デメリットをまとめてみました。

理系に特化したサービスを利用する

ITエンジニア採用を考える採用担当者様は、まず理系学生を採用したいと考えると思います。実際、ITエンジニアという職種に興味を持つ学生は理系学生が多いと言われています。

そこで、活用したいのは理系採用に特化したサービスを利用することです。

理系特化サービスは入り口から理系学生のみに限定されたうえで母集団形成をすることができます。理系学生は専門分野の基礎知識を有しているため、採用した際に、教育段階が一段減るといえます。

一方で、理系学生は母数が少ないので、理系特化サービスを利用するとはいえ、十分な人数を集めることができるという保証はできないというデメリットもあります。

ダイレクトリクルーティングを活用する

ダイレクトリクルーティングは、ターゲット人材を獲得するために、採用担当者が自らが主体的に動き、学生を採用することです。イメージしやすい方法としては、学生に企業側からスカウトを送ることができるサービスの活用などです。

前述した通り、理系学生はそもそも母数が少なく、待っているだけでは集まりません。

また、むやみにいろんな採用手法を使うよりも安価で採用することができるというメリットもあります。

一方で、採用担当者が自ら動くため、その工数がかかってしまうというデメリットもあります。採用担当者が1、2名しかいない企業だとより、そこに工数を費やすことは難しいかもしれません。

地方学生の採用を検討する

地方には、国公立大学があり、そこに在籍している学生は多いです。

しかし、地方学生は首都圏の学生に比べ、情報量が少ないこと・首都圏に就活に出るのには時間と交通費がかかることから、就活に対して消極的であることが多く、優秀な学生でも就職活動の動き出しが遅いケースがあります。

あまり多くの企業からアプローチされていない地方の学生に対してアクションを取ることで、優秀な学生を採用することができるかもしれません。

ですが、地方の学生に会いに行くために担当者も地方に出向かなければならない、来てもらうにしても場合によっては交通費を負担しなければならないというデメリットもあります。

外国人採用を検討する

近年注目されているのが、日本語が堪能な外国人留学生の採用です。

ネイティブの日本人に比べればやはり多少の言語の難はあるかもしれませんが、意欲に関しては圧倒的に外国人留学生のほうが高い傾向にあります。さらに、アジア圏からの留学生だったとしても、英語が話せる人材が多い点も評価されています。

そのため国内の外国人留学生の採用も激化しており、近年では「日本語を学んでいて、本当は日本への留学願望を持っているけれど金銭的な問題などで留学できない外国人」を採用するために、海外の現地に採用担当が出向いているケースもあります。

しかし、文化面の問題などから細かいところでの意思疎通が難しかったり、ビザ関連の手続きが複雑で難しいというデメリットもあります。

また、将来的には母国に帰りたいと思っている学生なのか、日本でずっと仕事がしたい学生なのかも見極める必要があります。

文系学生に興味を持ってもらえるような伝え方を考える

理系学生がそもそも少ないため、特にIT系のエンジニアであれば、近年は文理学生問わず採用している企業も多くいます。

文系学生はコミュニケーションスキルが高い学生が多いといわれており、一つのプロダクトをつくりだすときに、コミュニケーション力が功を奏すこともあります。

ここで、ポイントとなるのは、いかに文系学生にも興味を持ってもらえるような伝え方をできるかどうかです。

確かに、文系学生の中にも、学生時代にプログラミングをやっていた・コードをいじれる・そもそもITエンジニアに興味があるという学生はいます。

しかし、文系学生の大半は「ITエンジニアなんて私には向いていない」「興味無い」「難しそう」と思っており、そもそもの選択肢にないことがほとんどです。そのような文系学生に、「エンジニア大募集」「文系もOK」といったとしても関心を引くことは難しいでしょう。

むやみにエンジニアという言葉を使わずに、その他の点で文系学生にも興味・関心を持ってもらえるような伝え方を考えてみることも大切かもしれません。

3.おすすめのサービス紹介

新卒のITエンジニアを採用する際に注目すべき点をご紹介してきました。

それを踏まえた上でここでは、ITエンジニアを採用する際に活用したい手法をご紹介します。

地方学生採用支援サービス

新卒紹介
紹介会社が企業の求めるニーズを把握し、登録学生とも面接をし適性を見た上で、企業と学生をマッチングするサービス。
完全成功報酬型で、且つ、企業のニーズにターゲットにあった学生を紹介してくれるので、学生集客に無駄な工数をかけることがありません。

ちほりけ:地方理系学生特化型新卒紹介サービス

【特徴】

  • つながりを持ちにくい地方の理系学生に特化して紹介をしてくれるサービス
  • 他社の手が付いていないことも多いため、承諾率が高い
  • 学生が貴社に向かうための交通費を紹介会社側で負担するため、集まりやすい

理系学生特化型就活ナビサイト

就活ナビサイト
学生が就活をおこなう際に、もっとも多くの学生が使う手法。
多くの学生、多くの企業が集うことで、企業も学生または他企業の情報をキャッチアップすることができます。

理系ナビ2019:会員の約6割が上位校のキャリア情報支援サイト

【特徴】

  • インターンシップの先行公開をすることができる
  • プログラマーやシステムエンジニア、テクニカルサポートなど、さまざまなエンジニア採用を検討可能
  • 情報誌『理系ナビ』を全国の理系学部学科を有する大学・大学院の研究室・事務室に無料で配布・郵送しているため、理系学生に抜群の認知度がある

ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティング
ターゲット人材を獲得するために、採用担当者が自らが主体的に動き、学生を採用すること。
自らの手で学生を探し、アプローチをすることで、もっとも自社にあった学生の採用ができる可能性が高いです。

サポーターズ:学生と企業が支援でつながる新卒採用支援サービス

【特徴】

  • 企業が気になる学生に対し、サイト上で直接コンタクトをとって選考を進めることができるサービス
  • エンジニア職7,000名、ビジネス職30,000名の学生のデータベースを所有
  • 全国約30大学でセミナー実施

外国人採用サービス

外国人採用サービス
紹介会社が外国人採用を検討している企業様に対し、「外国人を紹介する」「外国人と出会える場を提供する」など外国人と企業を結びつけるサービス。
近年では、外国人採用を考える企業も多い中、企業に対し、外国人採用に関する情報も提供してくれます。

Bridgers:外国人正社員採用サービス

【特徴】

  • 国内外80以上の強力な集客ネットワークがある
  • ビザ申請~就労までサポート
  • 貴社第一志望者のみを集めた現地面接会を開催

リファラル採用

リファラル採用
自社の社員を通して知人・友人の紹介・推薦を受け、採用選考をおこなう手法です。
元から知り合いであるため性格や特性を把握しやすく、ミスマッチを防ぎ離職防止にもつながります。

ここでは、リファラル採用のイベント・他社事例をご紹介します!

4.自社に適した新卒ITエンジニア採用を

いかがでしたでしょうか。

新卒のITエンジニア採用は教育をしなくてはいけないという難しさがありますが、うまく教育体制を整えることで自社から優秀人材を生み出すことができるかもしれません。

新卒のエンジニア採用をおこなうにはさまざまな手法があり、それぞれの手法にメリットとデメリットがあります。

ぜひ、貴社の特徴などもふくめ、自社にあった手法で新卒ITエンジニア手法を検討していただければと思います。

本記事が、そのような新卒ITエンジニア採用の参考になれば幸いです。

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