-->

仕事を「自分ごと化」させるために意識したい5つのポイント

640あああ

 

こんにちは!HR NOTE編集部 根本です。
 
仕事を「自分ごと化」して捉えてもらうことで、従業員の生産性は飛躍的にアップします。
「自分ごと化」とは、当事者意識を持ってすべて自己責任で捉え、自分で考えて仕事に取り組めるかということです。
 
ハーバード・ビジネススクール教授のフランチェスカ・ジーノ氏によれば、仕事を自分ごと化することで、働くことに対する会社に対する満足度や幸福度が増し、仕事の成果が向上するという相関関係が見られるとのことです。
 
さらにマッキンゼー・アンド・カンパニーのディレクターであるスコット・ケラー氏の記事では、当事者意識によってチームの士気が5倍にもなるということが著されています。
 
仕事を「自分ごと化」してもらうことは企業・組織にとってプラスのことだらけですが、それができている従業員は少ないのが現状ではないでしょうか。
 
そこで今回は、働く従業員のモチベーションをアップさせるために、仕事を「自分ごと化」できるために、どのような働きかけが必要かを紹介します。
 

「仕事を自分ごと化」してもらうために意識したいこととは

writing-1149962_640

 

1.従業員に自分の将来像をイメージしてもらう

仕事とプライベートを切り離して考えている従業員は多く存在しており、マネジメントする側も仕事上の人格のみを重視しがちではないでしょうか。
 
しかし、仕事もプライベートも自分の人生を形成する要素です。
むしろ仕事のほうが多くの時間を占めているときだって多々あります。
 
仕事を通じて形成される将来像をイメージしてもらい、仕事は自分のプライベートも含めた人生を充実させるための大事な一部であり、仕事は「自分ごと」であることを理解してもらいましょう。

2.お願いしている仕事をやる理由を伝えよう

従業員に仕事を依頼するとき、「なぜ、この仕事を依頼するのか」という理由をしっかりと話すようにしていますか?
 
依頼の背景をしっかりと伝えると、何のためにやるのか、その仕事の重要性や、やるべきことが明確になるため、主体的に動いてもらえます。
また、依頼の理解度も深まるため、お互いの認識のすり合わせの精度も高くなり、意図した通りの仕事をしてくれることでしょう。
 
仕事を依頼するときは、「スケジュールが空いているから」だけではなく、相手にとってのメリットなど「仕事をやることでどんな効果が得られるのか」相手目線を持つと良いでしょう。
 

3.仕事をその人に渡す理由を伝える

人は、誰であっても“自分らしさ”を認めてもらいたいものです。
 
マネージャーから従業員に仕事を渡すときは、「なぜその人に仕事をお願いするのか」を明確に伝え、その従業員ならではの仕事であることを説明しましょう。
 
その人のストロングポイントが活かせるから、その人にしか生み出せない付加価値があるから、前回の仕事ぶりが良かったから、その人の成長につながる要素があるからなど、その従業員の特徴や仕事ぶりと結びつけてみてはいかがでしょうか。
 
仕事を依頼される理由がわかり、「頼ってもらえてる」「自分のことを考えてくれてる」などと感じてもらえれば、意欲的に集中して取り組むことができ、従業員の生産性は飛躍的に向上するはずです。
 
そして忘れてはならない一番重要なのが、感謝の気持ちです。
しっかりと「ありがとう」と感謝を伝えましょう。
 

4.気づく経験を与える

従業員に対して気づきを与えることはマネージャーの重要な仕事です。
 
気づきを与えるというのは、マネジメント側から「こうやるんだ」と一方的に教えることで最適なやり方を与えるのではなく、「この場合はどうしたらいい?」といったように従業員自らに答えを出させるように導くことです。
 
人に言われたやり方で仕事を行うより、自分で決めた方法で仕事を行うほうが、より責任感が増し、主体的に気持ちよく行動にうつせるものです。
 
従業員の成長段階に応じた育成計画の調整をしながら、レベルに合わせて気づく経験をさせていくようにしましょう。
もちろん、ある程度経験を積まないと“気づく”ことはできないため、最初は細かく見ながら仕事を進めさせる必要がありますが、次第にマネージャーが手を掛けることなく、気づくためのポイントをさりげなく伝えるだけで最適解を見つけて「自分ごと」として捉えながら働けるようになるはずです。
 

5.聞き手主体で話す

上司からの話などは、どうしても話し手主体になってしまいがちなものです。
そのため、聞き手である従業員からすると、他人事のように聞こえてしまうこともあります。
 
「私は」と話すのではなく、「あなたは」「私たちは」と話し方を変えてみてはいかがでしょうか。
そうすることで、従業員が「自分ごと」と捉えてくれやすくなります。
 

最後に

business-1149630_640

人事サイドから従業員のモチベーションを上げる施策を打ち出すには、マネージャーが従業員に対し「自分ごと」と捉えてもらえるようにどうしたらよいかを考え、実行にうつしてもらうこともひとつの手です。
 
近年では、従業員エンゲージメントという考え方もでてきており、自社に対する帰属意識が高ければ高いほど、生産性があがるというデータも出てきています。従業員エンゲージメント向上施策の入り口として、まずは仕事の「自分ごと化」に取り組んでみてはいかがでしょうか。
 

 

公式アカウントをフォローして毎日記事をチェック!