「VRを活用してリアル感のある研修が可能に」VRから見る企業教育の変化

こんにちは。ヒトテク研究所 所長の村山です。

最近はやりのVRを体験するために、渋谷初のVR(仮想現実)体験型アミューズメントパークVR/SPACEさんを訪問してきました。

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VRはゲームなどの分野ではすでに大きな賑わいを見せていますが、今回は、ビジネスにおいて、VRがどのように貢献することができるのか。そのあたりを考察していきます。

VR(仮想現実)を実際に体験してみた

実はVRを体験したのは筆者自身これが初めてです。正直訪問するまでは、大画面での映像くらいの気持ちでした。
ところが…。
実際体験してみると、衝撃的でした。

おそらくビジネスマンの皆さんの多くは、VR未体験なのではないでしょうか。ゲームを日常的に楽しんでいる方は別として、30-40代の方は、なかなか手を出しづらいという面もあるかと思います。

そのため、VRの雰囲気を掴んでいただくために、アラフォーの所長が体を張っている姿を見ていただきたいと思います。本来モデルになるような可愛らしい子女をお連れするべきなのですが、本題はそこではないのでご容赦ください。

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すでに怪しい感じですね…。

この右手の道具でVRの中のものに触ることができ、その反動が手に伝わってきます。

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これは、ロボット犬を撫でているところ。

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はた目にはこんな感じです。

完全に変な人です。

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モニターの中の黄色が筆者の持っている右手のコントローラーで、これに振動が伝わり、実際にロボット犬を撫でている感じになります。

さらに、以下はスーツ姿の38歳がゾンビを怖がっているという動画になります。

あまりにも絵面が耐えられないので、VR/SPACEさんにお願いして、女性の体験模様と実際のゲームの内部の動画もいただきました。
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▶ゾンビの出てくる動画。閲覧注意です!

▶女性がキャー!と言っているゾンビ体験動画はこちらです。

ビジネスにおいて、研修の現場にVRを活用する可能性を考えてみる

さて、実体験レポートはほどほどにして、ここからはVRを活用した労働市場へのインパクトを考えます。

[考察:労働市場へVRがどのように貢献できるか]

  • 1、不動産など空間体験のリアリティ増加による営業効率化
  • 2、医療現場における症例の少ない手術の追体験
  • 3、航空機の運転など、リスクの高いシミュレーション
  • 4、消防レスキューなど命に係わる業務の行動演習

上記のような場合にVRの活用が考えられます。

1.不動産など空間体験のリアリティ増加による営業効率化

不動産のように単価の高い商材において、VRは威力を発揮します。特に空間を見ることができるのは非常にメリットが高いです。

現在は実際に現地に行って内覧会に参加したり、モデルルームを見たりすることで意思決定をしていきますが、これをVRに置き換えることで時間と場所の制約から解き放たれます。ベッドや椅子のレイアウトも試せますし、窓からの眺望も見せることも可能です。

結果として、遠方の見込み顧客を捉まえることもできますし、見込みの少ない顧客を外していくこともできます。

※参考:導入は18,000円から 不動産内見を効率化『VR内見』/MoguraVR

2.医療現場における症例の少ない手術の追体験

難易度の高い脳外科や心臓外科の手術を、医者が追体験をしていくことが可能です。

これまでは実際に手術の映像や論文の共有がメインですが、これをVRにすることで具体的な手の動かし方や繊細な血管の扱いなども経験することが可能です。

実際の手術前に何度もトレーニングをすることができるため、手術の精度を高めることが可能です。

※参考:医用画像によるVR手術ナビゲーション・医療トレーニング/FUJITSU

3.航空機の運転など、リスクの高いシミュレーション

こちらは育成単価が高価であることと、長時間にわたっていることが課題です。

こういった業界はすでにシミュレーターなどが発達していますが、今後はVRに置き換わることで、リアリティのある体験の反復、視点の動かし方などの測定によって、修正の迅速化などで習得までの期間を短縮し、教育コストの削減には効果を見込むことができます。

※参考:パイロット気分を味わえる本格VR動画!/VRレビュー

4.消防レスキューなど命に係わる業務の行動演習

複数人でのチームプレーの研修でも活用が期待できます。

特にレスキューなどの場合はケースが毎回異なりますし、現場での判断力の向上を求められます。現実では修羅場を何度も経験して徐々に成長を促すものですが、育成対象者のレベルに合わせて実際の火炎を立体的に認識して距離感や危険度を実感していくことで、現実のトレーニングの効果を高めることが可能になります。

※参考:今すぐ自宅から脱出せよ!8万人超がシェアしたニュージーランド消防庁のリアリティ溢れるVR体験/AdGang

VRの企業利用に関する効果予想

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上記の考察から、以下のような状況においてVRは効果が高いことが予想されます。

  1. 現在教育や営業のために時間と空間の体験をすることが大変で、ビジネスチャンスとして阻害要因になっている業種。時間と空間の体験を社員やユーザーにしてもらうことが一番効果的だが、その体験に手間がかかる。
  2. リアルな体験機会が少ないものやリスクを伴う体験。これらをVRを通しておこなえるようになることで、技術の向上につながる。

どれだけテクノロジーが発展しても、最後は人の意思決定が重要です。そして、その意思決定は多くの場合、修羅場経験を通して育成されます。

修羅場体験を意図的に多く経験させるというも企業研修の王道ですが、本当の意味で危ない経験は少なくし、VRで多くの経験をすることで世の中に習熟度の高いビジネスマンが増えていく、そんな時代がすぐそこまで来ているように感じています。

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※参考:© 2017 Valve Corporation.All rights reserved.
Job Simulator』という近未来のお仕事をロボットに教わるゲームも大人気です。

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