人事が導入するべき福利厚生!従業員の本音が明らかに

「優秀な人材を採用したい。」「優秀な人材に会社をやめてほしくない」といった悩みを抱えている人事担当者の方も多くいらっしゃる一方で、それらを実現するためには、従業員が働きやすい環境を整えていく必要があります。

そのため、多くの企業は充実した福利厚生を導入し、従業員にとって快適に働く環境をつくろうと試行錯誤しています。

では、実際に従業員は企業に対して、どのような福利厚生を求めているのでしょうか。

今回はJobThai.comが公表しているデータをもとに、従業員がもとめる福利厚生や、企業が実際に提供している福利厚生について紹介するとともに、福利厚生などのメリットについても説明したいと思います。

従業員がもとめる福利厚生TOP10

実際、従業員が企業で働く上でどのような福利厚生を求めているのでしょうか。時代によって従業員が企業に求める環境は変わってきます。

「うちは◯◯を導入しているから大丈夫だ」と思われている方も、今一度確認してみてはいかがでしょうか。

JobThaiは7420名の労働者の方に「企業に導入してほしい福利厚生」についてアンケートを実施しました。

その結果が以下となります。

1.ボーナス

2.有給休暇

3.社会保証

4.健康保険

5.残業代支給

6.信用協同組合

7.従業員の家族の医療費負担

8.フレックスタイム

9.生命保険

10. 皆勤手当

一方で、企業は実際にどのような福利厚生を導入しているのでしょうか。

JobThai.comは企業で働く人事457名に「導入している福利厚生」について調査をしました。

その結果が以下となります。

  1. 有給休暇
  2. 社会保障
  3. ボーナス
  4. 残業代支給
  5. レクレーション
  6. 作業着支給
  7. 年一回の健康診断
  8. 皆勤手当
  9. 結婚や出産祝い
  10. 事故対応

従業員が求める福利厚生TOP10のうち、5つの福利厚生を導入している企業が多い一方で、まだ従業員が求める福利厚生を導入できていない企業があるのも事実です。

そして、時代の変化もあってか、フレックスタイムを希望する従業員も多くいらっしゃいます。

ただモノやお金を支給するだけではなく、企業は「働き方」についても検討していくことが今後求められるのではないでしょうか。

なぜ福利厚生が重要なのか

では、なぜ企業は福利厚生を導入することが重要なのでしょうか。おそらく多くの求職者は仕事を探す際に、求人票に記載されている福利厚生の内容を重視するので、福利厚生は企業のアピールにも役立ちます。

また優秀な人材を採用し、定着を図るためには、充実した福利厚生を導入し、働きやすい環境を整える必要があります。

そのためで、いま働く人が企業に対してどのような福利厚生を求めているかを知ることは、企業にとって非常に重要なことではないでしょうか。

一方で、福利厚生がない企業は、求職者にとっては魅力を感じず、またその企業で働く従業員にとっても他の企業の福利厚生などがよく見えてしまうため、離職してしまう可能性もあります。

代表的な福利厚生3種類

福利厚生といっても、世の中には様々な福利厚生が存在します。代表的な福利厚生を3つのジャンルに分けて紹介します。

住宅

  • 住宅手当
  • 家賃補助

など

会社に務める際に、オフィスの近くの賃貸に住んだり、家を購入したりする際には、生活費において多額の出費を支払うことになります。

そういった負担を少しでも軽減するといった目的で、住宅補助などを支給する企業もあります。

育児

  • 法定外の育児・休暇
  • 男性社員による育児休暇、育児支援

など

企業に入社して出産のイベントを迎える方もいらっしゃいます。一方で、出産後、会社に復帰できるかどうか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。

そんな従業員のために出産前や出産後も働きやすい環境作りを重視する企業も多くあります。

健康・医療

  • 健康診断
  • メンタルヘルスケア

など

企業が継続的な成長を実現するためには、従業員が健康に働きつづける必要があります。そのため、多くの企業が健康に関連する福利厚生を導入しています。

このほかにも企業は種類豊富な福利厚生を導入しています。ただ全てを導入すればいいというわけではなく、自社にとってどんな福利厚生が必要なのかを明確にした上で、導入や改善を検討してみるのもいいかもしれません。

福利厚生よりも給料のほうが重要?

働く従業員のために充実した福利厚生を導入するよりも、給料で従業員の頑張りを還元したほうがいいのではないかと思われる方も多くいらっしゃると思います。

しかし、従業員が働く環境は、社員個人のみでは変えることが難しい場合がほとんどです。

例えば、従業員が働くオフィスの環境を変えるために設備を購入する際は、どうしても多額の費用がかかってしまいます。それらは個人の給料などでは補えない部分でもあります。

また、休暇制度なども企業側がコントロールできる制度であり、必ずしも従業員の日々の頑張りを賃金という形だけで還元できるわけではないといえます。

給料以外にも、福利厚生を整えることは、従業員が健全に働く上で重要になります。

また最近では、ヒトという経営資源は企業において非常に重要な存在になってきました。

従業員が働きやすい環境をつくり、仕事において個性や能力が十分に発揮で入る社内環境を構築するために、充実した福利厚生することも一つの手段といえます。

福利厚生のポイントは「やりがい」と「働きやすさ」

企業は、激しい時代の変化にあわせて働く環境も変えていく必要があります。

いまでは企業のグローバル化が進み、企業を継続的に成長させるためには、優秀な人材を獲得、定着する必要があり、従業員が健康で働ける環境を作ることが重要になります。

ここで意識するポイントとしては、従業員にとって「やりがい」と「働きやすさ」を感じる環境作りが重要になります。

やりがいに関しては、働く上で仕事に対する達成感や、成長を実感する機会などを従業員に提供することが求められます。

毎日同じ仕事を同じモチベーションで繰り返すということは難しく、職場で従業員を承認、称賛することで従業員のモチベーションを向上させることが必要となります。

一方で、働きやすさに関しては、有給休暇の付与や、残業削減などもそうですが、人間関係などの改善もまた働きやすさに大きく関係してきます。

これらの働きやすさを改善していくことで、従業員の満足度も向上し、人材の定着などが期待できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。従業員が求める福利厚生を提供できている会社も多くある一方で、時代は常に変化しています。

時代が変化するとライフスタイルがかわるので、それにあわせて企業も従業員の働き方を随時変えていく必要があるのではないでしょうか。

充実した福利厚生を導入し、従業員が働きやすい環境を整えることで、従業員のパフォーマンスが最大化され、企業の成長へつながるのではないでしょうか。

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