お知らせ
【3社連携共同研究】「社会福祉法人 黒部市社会福祉協議会」× 「SMARTふくしラボ」×「jinjer」福祉分野におけるICTを活用した 業務効率改善ふくしDXプロジェクトの中間発表 ー 業務効率化の実現により黒部市社会福祉協議会において年間389時間の削減に成功 ー
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供しているjinjer株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:桑内 孝志)は、社会福祉法人黒部市社会福祉協議会(所在地:富山県黒部市、会長:前田 潤、以下 黒部市社協)、一般社団法人SMARTふくしラボ(所在地:富山県黒部市 代表理事:前田 潤、以下 SMARTふくしラボ)の3社連携共同研究の福祉分野におけるICTを活用した業務効率改善ふくしDXプロジェクトにおいて、「ジンジャー」を活用することにより、黒部市社協の人事労務に関する業務時間を年間389時間の削減を実現できたことをお知らせします。
■3社連携共同研究の概要
3社連携の共同研究としては、業務をアナログからデジタルに置き換え、業務効率を改善することで福祉人材の不足を補うことを目的としています。2022年5月24日(火)に行われた記者発表会では、共同研究チームから業務効率改善の取り組み目標として、2023年3月末までに勤怠管理業務時間の770時間を約70時間に削減するといった削減目標を発表しました。
その後、共同研究を進める中で、黒部市社協の業務効率化につながる分析を精微に行ったところ、業務効率領域としては、勤怠管理業務に留まらず、給与計算システムとの連携や、雇用契約業務のデジタル化など、多岐に渡ることが判明し、全業務時間が年間987時間だと特定できました。改めてその領域に対して、業務効率化を進めていき、結果的に2022年4月からの1年間で、業務時間にして389時間の削減を実現しました。
この共同研究は、黒部市社協の持続的な社会福祉活動を継続していくための重要なステップとなります。今後、業務プロセス最適化により、業務負荷軽減と生産性向上を実現し、その結果として地域住民へ、より良いサービス提供を可能にしていきます。
■記者発表会の様子
記者発表会では、ふくしDXプロジェクトにおいて、デジタルがある程度定着してきた一方で、新たに見えてきたDXの課題や、今後の共同研究の方向性などを具体的に、jinjer、黒部市社協、SMARTふくしラボの3社から発表した。
(写真左から)SMARTふくしラボ 高村様、黒部社協 高村様、森田様、浜松様、jinjer 中村、黒部社協 前田様、長田様、小柴様、小倉様
■共同研究の背景等はこちらから
3社連携共同研究の福祉分野におけるICTを活用した業務効率改善ふくしDXプロジェクト開始
▼2022年5月24日プレスリリース:https://jinjer.co.jp/news/post-4766/
■社会福祉法人黒部市社会福祉協議会について
黒部市社会福祉協議会は地域福祉の推進を図る中核的団体として、黒部市における住民組織と公私の社会福祉事業関係者等により構成され、住民主体の理念に基づき、地域福祉の課題解決に取り組み、「誰もが安心して暮らせるやさしい福祉のまちづくり」の推進を経営理念に、住民の福祉活動の組織化、社会福祉を目的とする事業の連絡調整および企画・実施などを行う公共性と自主性を有する民間組織です。
黒部市社会福祉協議会のホームページ: https://www.kurobesw.com/
■一般社団法人SMARTふくしラボについて
SMARTふくしラボは、広域的な活動と調査研究機能の強化と独立を図るため、黒部市社会福祉協議会から派生し、2022年4月1日に設立した一般社団法人です。学び合う場、研究する場、実験する場の三つの場づくりを核とし、福祉団体と民間企業・研究機関がsmart(賢く)につながり、福祉分野のデジタル活用やDXを加速させ、上手く活かすことのできる状態をコーディネートする組織として活動しています。
一般社団法人SMARTふくしラボのホームページ:https://smartfukushilab.org/