お知らせ
【イベントレポート】離職を減らす会社の仕組みづくりセミナー | Wantedly × HRBrain × ネオキャリア
当日は、
【株式会社HRBrain中野氏】
「人事評価と1on1から考える従業員定着について」
【ウォンテッドリー株式会社小池氏】
「新しい時代の組織における採用の重要性とエンゲージメント管理手法について」
【株式会社ネオキャリア坂口氏】
「離職率の低減を目的とした従業員のエンゲージメント管理手法について」
をそれぞれ具体的な事例を交えてご紹介させていただきました。
その様子の一部を、イベントレポートにまとめましたので、ぜひご覧ください。
◆第一部 新しい時代の組織における採用の重要性(ウォンテッドリー株式会社 小池氏)
価値のあるものだけが記憶として残り、それ以外は認知されない
小池さん:皆さん「ミレ二アル世代」という言葉をご存知でしょうか。ミレ二アル世代とは、2000年代以降に社会人になる人を指し、2025年には世界の労働者の75%をこの世代が占めるとい言われていることから、ミレ二アル世代が今後の採用の鍵になります。
この世代の面白いことの一つに、「SNSでの情報発信を評価している」といわれています。そのため、今後、企業は今まで以上に自社のブランディングを確立させ採用を強化する必要があります。
日常で触れる情報の中で、自分にとって価値のあるものだけが記憶として残り、それ以外は認知されないという時代になるわけです。
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◆第二部 人事評価と1on1から考える従業員定着について(株式会社HRBrain 中野氏)
継続的な成長の機会を提供し、達成感ややりがいを醸成
中野さん:まず企業における人材力、組織力を高めるための2つの要素は「従業員の採用×従業員のパフォーマンスの最大化」です。これを考えたときの落とし穴が「今いる従業員が定着する=組織が良くなる、業績が上がる」とならない可能性があるということです。
なぜなら、企業には色々なタイプの人材が存在するからです。全ての人材が同一ではないということは当然のように見えて、意外とここが抜け落ちてしまっていることがあります。
①企業がビジョンや経営方針、理想の文化を定義して、そこにマッチし、かつ成果を出す人が定着するような施策を実施していく
②企業の理想状態にマッチしない人は採用しない、もしくは辞めていくことも想定しておく
③従業員タイプ別で定着率を見て、優先度を決めて施策ぞ実施する
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◆第三部 離職率の低減を目的とした従業員のエンゲージメント管理手法について(株式会社ネオキャリア 坂口氏)
新卒を大量採用しても離職率が高かった
坂口さん:弊社は事業拡大に伴って2014年ごろから新卒従業員を大量採用していました。この原因として組織の成長に伴うコミュニケーションロス、感覚的かつ属人的な人員フォロー考えられます。
また、当時人事部の限られた人員が数百名の新卒従業員を一人ずつ面談していました。すると、面談を実施した6月当初は仕事が楽しいと話していた従業員も7月末になると悩みを抱え込み離職懸念を示すようになるという問題が発生しました。
このことから「従業員のコンディションをリアルタイムで把握する必要がある」という課題が明確になり、ジンジャーワーク・バイタルというコンディション管理システムを導入しました。
ジンジャーワーク・バイタルは、1週間に1度「仕事」「上司」「健康」の3つの質問事項を設定し、5つの基準でアンケートを取ることができます。離職懸念が高い従業員に対してだけ面談の時間を使うことができるので、面談時間を1/4にすることができ、離職率も5.7%低下させることができました。
また、弊社ではジンジャーワーク・バイタルに合わせてモチベーションサーベイで組織に対するデータも取っています。
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https://hcm-jinjer.com/workvital/
◆登壇者
小池 弾 氏 | ウォンテッドリー株式会社 Recruitment Marketing Evangelist / Business Hiring Manager
慶應義塾大学経済学部卒。大手SIer、HRスタートアップを経て、2018年1月にウォンテッドリーのビジネス採用担当としてジョイン。現在は、ビジネスサイドのHR責任者として、組織の採用/教育/文化醸成等に関わりながら、エバンジェリストとしてリクルートメント・マーケティングに関する啓蒙をおこなっている。
中野 雄介 氏 | 株式会社HRBrain 取締役
サイバーエージェントの子会社に新卒で入社。企業向け広告計測システムのセールス・カスタマーサクセスを担当する。2016年に代表の堀とともに株式会社HRBrain設立。主にセールスとカスタマーサクセスを統括。
坂口 友紀 氏 | 株式会社ネオキャリア 経営企画本部 新規事業開発グループ 部長
大手信託銀行、リクルート(分社化に伴い、リクルート住まいカンパニー)にて、営業~新規事業開発に従事。新規事業開発時代は、駐車場シェアリングサービスやハウスクリーニングのマッチングサービスなど複数のサービスのローンチに携わると共に、サービスの撤退まで経験。その後、ネオキャリアの描くビジョンに共感し、2019年4月に合流。新規事業開発の責任者として、現在ジンジャーなどのプロダクト機能開発に取り組んでいる。