お知らせ
石川県加賀市とネオキャリアが 「DX推進パートナー連携協定」を締結
この度ネオキャリアは、マイナンバーカード普及率が全国の市区で日本No.1であり、DXを積極的に進める石川県加賀市(市長:宮元 陸、以下加賀市)と「DX推進パートナー連携協定(以下本協定)」を締結いたしました。本協定により、加賀市の行政事務のDXを推進し、地域社会、住民サービスの向上に繋げる「スマートシティ加賀」の実現に寄与することを目指します。
■本協定の概要
・目的
本協定は、ネオキャリアと加賀市が保有する知的・人的資源を活用し、相互に連携し、及び協力することにより、加賀市の行政事務のDXを推進し、「人」と「先端技術」の調和によって、生活の質の向上と新たな産業集積がもたらされる「スマートシティ加賀」の実現に寄与することを目的としています。
・DX推進パートナー連携の協定項目
(1) 人事業務のデジタル化を中心とした行政事務のDX推進に関すること
(2) DX推進人材(デジタル人材)の確保・育成に関すること
(3) 「スマートシティ加賀」構想の推進に関すること
(4) その他本協定の目的を達成するために必要な事項について、両者が協議し、合意した事項
■本協定締結の背景
菅首相は行政のDX推進を重要課題としており、民間企業だけでなく地方自治体においても、多様化するワークスタイルに業務負荷軽減や様々な働き方に合わせた業務システムの対応が求められています。
現在加賀市では、勤務時間の記録や超過勤務の申請の一部を、出勤簿への押印や紙での申請により行っています。本協定によるクラウドサービス導入で、職員の出退勤時間の記録を、執務室に設置するタブレットや、職員のスマートフォンにより行えるようになり、コロナ禍において実施している「在宅勤務」や「サテライト勤務」においても、勤務状況の管理が可能になります。
また、休暇や超過勤務の手続き等、順次機能を強化していく予定で、将来的には人事業務全体をクラウド化し、利便性向上と効率化を図ることを目指します。
■記者発表会時の様子
●日時 :2021年2月25日(木)12:45〜13:30
●会場 :石川県加賀市役所内およびオンライン(Zoom)にて開催
●登壇者:石川県加賀市 市長 宮元 陸氏
株式会社ネオキャリア 代表取締役社長 西澤 亮一
<記者発表会時のコメント>
加賀市市長 宮元陸氏
加賀市では、「スマートシティ加賀」実現のためここ数年で様々な試みをしてまいりました。しかしながら、行政の人事業務に関してはまだまだ煩雑なアナログ作業が残っており、行政事務効率化への障害になっておりました。この度、人事向けSaaS型プラットフォームサービス「ジンジャー」を導入し、有効活用することで、削減できた時間を別のリソースへ投入していきたいと思います。行政ネットワークなど様々な規制問題はあるが、このような課題にも向き合い、今後ネオキャリアグループと一緒に考えていきたいと思います。
ネオキャリア代表取締役社長 西澤亮一
人口減少、少子高齢化により地域の活力が低下するなど様々な影響が起きている中で、加賀市の「テクノロジーの力で地域課題を解決していく」という強い意思、そして宮元市長のリーダーシップにとても感銘を受けました。我々ネオキャリアグループでは開発、企画、セールス全てに対応でき、地方自治体の細かな要望に応えることができると感じています。推進力のある加賀市とタッグを組むことで成功事例を作り、ロールモデルとなって他の地方自治体のDX推進を促していきたいと思います。
■石川県加賀市について
石川県南西部に位置し、大日山(標高1,368m)に源を発する大聖寺川・動橋川が日本海に注ぎ、森や水など豊かな自然に恵まれた地域。全国有数の温泉地であり、山代温泉、片山津温泉、山中温泉の加賀温泉郷が有名で、毎年200万人の観光客が訪れています。日本を代表する器である「山中漆器」や「九谷焼」がこの地から誕生しました。2018年に「ブロックチェーン都市宣言」、2020年に「スマートシティ宣言」を行い、先端技術を有する事業者と積極的に連携を図っています。
市長 :宮元陸
人口 :65,295人(2021年1月1日時点)
HP :https://www.city.kaga.ishikawa.jp
市役所所在地:〒922-8622 石川県加賀市大聖寺南町ニ41番地