お知らせ
jinjer、「ジンジャー人事評価」の給与改定ルールに「昇給率型」を追加 評価結果に応じた昇給率から昇給額を自動算出
固定額での昇給ルールに加え、評価結果や勤続年数ごとに昇給率(%)での昇給ルールを設定可能に。給与改定シミュレーションで人件費への影響をその場で試算
―「昇給金額」だけでなく「昇給率」でも、評価を昇給に正しく反映できる仕組みを実装―
統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:冨永 健、以下jinjer)は、クラウド型人事評価システム「ジンジャー人事評価」にて、給与改定ルールの設定方式に、従来の固定額型に加えて「昇給率型」を実装したことをお知らせします。評価結果や勤続年数などの軸ごとに昇給率(%)でルールを設定できるようになり、給与改定シミュレーションでは対象者の現行給与単価をもとに暫定昇給額を自動算出できます。金額ベースだけでなく率ベースで給与改定制度を運用する企業でも、評価と昇給の連動をシステム上で正確に試算できるようになります。今後は「号俸型」への対応も予定しています。
<キービジュアル:機能イメージ図>

今回特にお伝えしたいこと
これまでの企業の課題
給与改定のルールは、金額で定める企業、「基本給の◯%」と率で定める企業、両方を使い分ける企業などさまざまです。率で定める場合は対象者ごとに金額への換算が必要になり、多くの企業がシステムとは別に表計算ソフトで対応しています。評価案を動かすたびに再計算が発生するため、評価会議の場で人件費への影響をリアルタイムで確かめにくいことが課題でした。
解決できること
「ジンジャー人事評価」が固定額型で提供してきた、評価結果から昇給額を自動算出し、評価会議の場で人件費を確認できる仕組みの適用範囲を、率ベースの制度にも広げました。連携先単価ごとに固定額型と昇給率型を使い分けられるため、自社の制度に合わせて設定できます。
評価結果と縦軸・カテゴリの組み合わせごとに昇給率(%)を設定しておくと、給与改定シミュレーション側で対象者の現行給与単価に掛け合わせて、暫定昇給額が自動で算出されます。端数処理(1円/10円/100円単位での切り上げ/切り捨て/四捨五入)もルールとしてあらかじめ設定できるため、企業ごとに異なる端数の扱いにも対応できます。
これにより、評価ランクや勤続年数ごとに「何%昇給させるか」で制度を運用している企業も、固定額型の企業と同じように、評価結果を起点とした昇給額の試算をシステム上で完結できるようになります。
本機能の詳細
①給与改定テーブル作成時に「昇給率型」を選択可能に
給与改定ルールの給与改定テーブル作成画面(連携先単価の設定単位)に、給与改定型として「固定額型」「昇給率型」の選択項目を追加しました。
- 給与改定型の初期状態は「未選択」で、いずれかを選択しないとテーブルを保存できません
- 「昇給率型」を選択した場合は、端数単位(1円/10円/100円)と端数処理(切り上げ/切り捨て/四捨五入)をプルダウンで選択します(必須)
- 給与改定型はテーブル作成後に変更できません(テーブル編集画面では参照のみ)
- 同一の給与改定ルール内で、連携先単価ごとに固定額型と昇給率型を混在させることができます
<画像:給与改定型選択画面イメージ>

②昇給率型テーブルへの昇給率(%)入力
給与改定テーブル編集画面では、固定額型と同様に評価結果(横軸)・縦軸・カテゴリの組み合わせで構成されたテーブルに対し、各セルへ昇給率を入力します。
- 入力範囲は−100.0%〜100.0%(小数第1位まで)で、マイナス値を入力すると降給も設定できます
- セルが未入力の場合は0%として保存され、暫定昇給額は0円として扱われます
- 給与改定型は「固定額型」または「昇給率型(端数単位,端数処理)」の形式で表示され、どちらのルールで設定されたテーブルかが一目でわかります
<画像:昇給率入力画面イメージ>

③給与改定シミュレーションでの暫定昇給額の自動算出
給与改定シミュレーションの作成時・評価調整時・給与調整時のいずれにおいても、昇給率型テーブルに基づく暫定昇給額が自動算出されます。
- 算出式は「対象者の現行給与単価×該当する昇給率÷100」で、算出後にテーブルへ設定した端数単位・端数処理を適用します
- 評価会議中に対象者の評価ランク(調整評価)を変更した場合も、変更後の評価結果に応じて暫定昇給額が自動で再計算されます
- 固定額型・昇給率型が混在する給与改定ルールでも、単価ごとの設定に応じて算出方法が自動で切り替わります
- 既存の固定額型テーブルの計算結果・挙動に影響はありません
<画像:給与改定シミュレーション表示画面イメージ>

1つの人事データベースだからこそ実現できること
jinjerが提供する「ジンジャー」は、人事労務・勤怠・給与・人事評価・サーベイなど、幅広い人事機能を1つのデータベースで管理する統合型人事システムです。今回実装した「昇給率型」機能も、この構造だからこそ実現しています。
- 評価結果と給与単価が同一データベース上で紐づいているため、評価軸に基づく昇給率ルールと、対象者ごとの現行給与単価を掛け合わせた暫定昇給額の算出を、システム内で一元的に行えます。
- 評価調整(評価ランクの変更)と給与改定シミュレーションが同じ基盤上にあるからこそ、評価会議での評価ランク変更をその場で暫定昇給額・人件費影響に反映でき、担当者が個別に金額を計算し直す手間が生じません。
人事データが分断されていないことは、単なる利便性にとどまらず、評価制度と給与制度を正しく連動させられることに直結する、ジンジャーならではの強みです。