jinjer、「ジンジャー人事労務」に従業員データの操作履歴を確認できる「監査ログ」機能を提供開始 - ジンジャー(jinjer)|統合型人事システム

お知らせ

  • jinjer、「ジンジャー人事労務」に従業員データの操作履歴を確認できる「監査ログ」機能を提供開始

  • 内部統制の強化と、トラブル発生時の原因究明の迅速化を支援

    統合型人事システム「ジンジャー」を提供するjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 CEO:冨永 健、以下jinjer)は、「ジンジャー人事労務」にて、従業員データベースに対する操作履歴を検索・閲覧・CSV出力できる「監査ログ」機能の提供を開始したことをお知らせします。管理者画面に新設した専用メニューから、「誰が」「いつ」「誰に対して」「どのような操作を行ったか」を一覧で確認できます。また、変更前後の値を並べて確認できる詳細表示も、11月中に提供開始予定です。本機能により、内部統制・セキュリティ対応の強化とトラブル発生時の原因究明の迅速化を支援します。

    今回特にお伝えしたいこと

    これまでの企業の課題

    給与情報や個人情報を含む従業員データベースは、不正な操作の抑止や内部統制対応のため、「誰が・いつ・何をしたか」を追跡できる状態にしておくことが求められます。一方で、操作日時・操作種別・操作者・対象者といったログデータ自体はシステム内部で取得されていても、それを管理者が一覧で検索・閲覧できる画面が用意されていないケースは少なくありません。

    ご利用企業からは「人事情報の登録・編集などを誰がいつ行ったかを情報の誤登録防止のため確認できるようにしたい」「編集権限を複数人が持っていると、誰が変更したのか、誰が誤って操作したのかがわからず、同じ間違いに気付かずに繰り返してしまう」「操作ログに管理者が直接アクセスし原因特定をしたい」といった声がありました。また、内部監査や第三者からのセキュリティ監査対応の場面でも「操作の証跡を自社側で即座に提示できない」ことが、監査対応そのものの負荷を高める一因となっていました。

    解決できること

    管理者画面に「監査ログ」メニューを新設し、従業員データベースに対する操作履歴を、期間・操作種別・操作者・対象者で絞り込んで一覧表示し、CSVに出力できるようにしました。誰が、いつ、誰の情報に、どの操作を行ったかを、担当者の記憶や推測に頼らずその場で確認できます。さらに11月中には、変更のあった項目ごとに変更前後の値を並べて確認できる詳細表示を提供予定です。

    これにより、情報システム部門の担当者や内部監査担当者は、トラブル発生時や監査対応の場面で、必要な操作の証跡をその場で自ら検索・提示できるようになります。人事責任者も、誤登録に気付いたときに誰の操作かをすぐ特定し、再発を防げるようになります。

    本機能の詳細

    監査ログメニューの新設

    管理者画面の「よく使うアプリケーション」内に独立したメニューとして「監査ログ」を新設しました。今回のリリースのログ種別は「従業員管理」(従業員データベースへの操作)に限定されますが、他のログ種別についても順次拡張していく予定です。

    一覧表示と詳細表示

    一覧には、操作日時・操作種別・操作者・対象者などを表示します。退職・削除済みの従業員についても、ログ記録時点の社員番号・氏名を保持して表示するため、対象者が在籍していない場合でも操作の経緯を追跡できます。

    一覧から[詳細]ボタンを押すと、操作内容の詳細を確認※できます。

    • 新規登録・更新・削除の場合:変更のあった項目ごとに「変更前」「変更後」の値を2カラムで並べて表示
    • 閲覧の場合:値の変更を伴わないため、閲覧された画面(中項目・タブ)の一覧を表示

    ※詳細表示は2026年11月中に提供開始予定

    権限とデータの取り扱い

    監査ログメニューへのアクセスはシステム管理者・マスタアカウントに限定しています。蓄積するログデータの保持期間は5年間とし、保持期間を超えたデータは順次削除します。

    1つの人事データベースだからこそ実現できること

    「ジンジャー」は、人事労務・勤怠・給与・人事評価・サーベイなど、幅広い人事機能を1つのデータベースで管理する統合型人事システムです。今回提供を開始した「監査ログ」機能は従業員管理のみですが、今後対応範囲を拡張していく方針です。

    従業員データベースへの操作は、そのすべてが同じ人事データベース上で行われるため、機能ごとに個別のログ基盤を用意したり、複数システムのログを突き合わせたりすることなく、操作の証跡を一元的に記録・提示できます。人事データが分断されていないことは、日々の利便性だけでなく、内部統制やセキュリティ対応において「必要な証跡を漏れなく、確実に示せる」という信頼性にも直結する、jinjerならではの強みです。

    3つの視点から見る提供価値

    経営層:従業員データベースへの操作証跡を自社内で常時確認できる体制を整えることは、内部統制やセキュリティガバナンスへの対応として、取引先・株主・監査法人などへの説明責任を果たしやすくします。

    情報システム部門の管理者・内部監査担当者:不正な操作や誤操作が疑われる場面、あるいは定期的な監査の場面で、操作の事実関係をベンダーへの問い合わせを介さず自ら検索・確認できるようになり、障害調査や監査証跡の確認にかかる負担が軽減されます。

    人事労務担当者(人事責任者):自部門のメンバーが従業員情報に対して行った操作を、いつでも自分の目で確認できるようになるため、日々のデータ管理に対する安心感が高まります。

    今後の展望

    jinjerでは、今回実装した「監査ログ」機能を、従業員データベースの操作可視化における最初の一歩と位置づけています。今後は、ログイン・ログアウトの履歴をはじめ、エクスポート・インポート・マイページ・書類配布・入社処理・ワークフロー・年末調整・人事評価など、他のログ種別への対応を順次拡大していく予定です。あわせて、大量データ削除や時間外ログイン、特定IP以外からのアクセスなどを検知するアラート通知機能や、操作者のメールアドレスによる検索など、監査ログそのものの機能拡充も検討していきます。カスタムロールへの監査ログ権限の付与についても、今後の対応として検討を進めます。