jinjer、組織診断ツール「ジンジャーサーベイ」を販売開始 サーベイ結果と人事データで「従業員の声」を深掘り、組織の課題解決を加速 -エンゲージメント×メンタルヘルス管理で、 組織・個人の状態を把握・分析が可能に- - ジンジャー(jinjer)|クラウド型人事労務システム

お知らせ

  • jinjer、組織診断ツール「ジンジャーサーベイ」を販売開始 サーベイ結果と人事データで「従業員の声」を深掘り、組織の課題解決を加速 -エンゲージメント×メンタルヘルス管理で、 組織・個人の状態を把握・分析が可能に-

  • クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供しているjinjer株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長CEO:冨永 健)は、新サービスの組織診断ツール「ジンジャーサーベイ」を7月3日に販売開始したことをお知らせします。

    ■サービス提供の背景

    近年、働き方の多様化や人材の流動化が進む中で、企業にとって従業員の「エンゲージメント向上」や「メンタルヘルスの適切な把握・対応」が、持続的な組織成長を支えるための重要な経営課題となっています。特に、ハイブリッドワークやリモート勤務が常態化する中で、従業員の本音や状態が見えにくくなり「個人の不調の兆し」や「モチベーション低下」に気づけないまま離職につながるような、「静かな退職※1,2」が社会問題になりつつあります。

    また、弊社がアンケート調査を実施した企業のうち、従業員のメンタルヘルス管理を重視する企業は「約78%(※3)」と、多くの企業が従業員の“不調の兆し”を重要視していることがわかりました。

    ※参考
    ※1:TBS NEWS DIG:「【work23】会社辞めずに“最低限の仕事”「静かな退職」広がる 実践中の20代男性に密着「ダラダラした方がコスパいい」 企業に意外なメリット?【news23】」
    ※2:マイナビキャリアリサーチ「Z世代だけではない!社会に広がる「静かな退職」とは?」
    ※3:jinjerBlog「従業員のメンタルヘルスとエンゲージメントの 測定・改善に関する実態調査」

    「ジンジャーサーベイ」は、上記のような社会問題(静かな退職)に正面から向き合い、従業員の“個人の不調の兆し”をあらゆる角度から拾うことで、健全な組織運営をサポートできるよう、開発しました。

    ▼組織課題の構造と、“個人の不調の兆し”に対応する必要性

    人が離職を決意する背景には、組織に潜む下記3点の構造的なリスク要因があると言われています。

    これら従業員の「個人の不調」に関わる兆候は、コミュニケーション上では表面化しづらく、組織がその深層を把握するのは容易ではありません。
    実際に、こうした個人の不調からくる「離職のサイン」が見えにくい理由として、次の3点が考えられます。

    こうした背景から、「個人の不調の兆し(離職のサイン)」を、定点的・構造的に可視化する仕組みの必要性が高まっています。
    今回リリースする「ジンジャーサーベイ」は、こうした課題に正面から向き合い、従業員の“個人の不調の兆し”をあらゆる角度から拾うことで、健全な組織運営を支援することを目的としています。

    ■「ジンジャーサーベイ」で実現できること

    「ジンジャーサーベイ」は、従業員の声を可視化する組織診断ツールです。
    特長は、下記5点にあります。

    ①エンゲージメントを可視化し組織の強みを引き出す”組織診断サーベイ”

    テンプレートとして用意された”組織診断サーベイ”で学術的根拠に基づいた設問をもとに、各組織の課題と強みを可視化します。チームの強みをさらに引き出す具体的なアクションへと導きます。

    ②ストレス状況の早期検知でリスクを最小化する”メンタルヘルスサーベイ”

    ストレス度合いや心理的負荷を早期に検知し、悪化する前に手を打てる”メンタルヘルスサーベイ”を提供します。
    ストレスチェックにも対応し、従業員の負担を抑えつつ迅速なケアを実現します。

    ③高いカスタマイズ性で独自のサーベイも簡単に作成

    自由記述、均等目盛、チェックボックスなど多彩な設問形式をドラッグ&ドロップで組み合わせることができ、目的や文化に合わせた企業独自のサーベイを簡単に作成できます。

    ④センサスサーベイ × パルスサーベイの両方で変化を見守り、気付ける設計

    組織全体の長期的な課題を把握できるセンサスサーベイと、日々の小さな変化を定点観測できるパルスサーベイの両方に対応しています。
    併用することで、継続的なモニタリング体制を強固にできます。

    ⑤人事データとつながる多角的な分析で確かな意思決定を支援

    労務・評価などの多様な人事情報が1つのデータベースに蓄積されている「ジンジャー」だからこそ、
    サーベイの結果と掛け合わせた包括的で精度の高い分析を実現し、企業の意思決定を支援できます。

    ■「ジンジャー」が保有する“正しい人事データ”のポイント

    人事データは、労務管理や人事制度の運用など、人事の業務に欠かせない基盤となる情報です。
    しかし実際には、多くの企業で人事データが1箇所に整備されていないことで、業務に無駄な手間や工数がかかったり、データ整備や加工に多くの時間を費やしてしまったりする傾向があります。
    この問題は、企業が人的資本経営を実現していく上で大きな弊害になると考えられます。

    当社は、いち早く人事データの在り方に着目し、「ジンジャー」のサービスリリース当初から人事データの集積方法にこだわり、開発を続けてきました。
    「ジンジャー」では、どのアプリケーションを活用しても、追加・更新が必要な情報データがまとめて管理されます。こうして生成される人事データは「正確性」「網羅性」「一貫性」「最新性」「適法性」を有し、これこそが「“正しい”人事データ」であると考えています。

    ※詳しくはこちら:ジンジャーとは

    また、人事データは「①労務関連のオペレーショナルデータ」「②評価やスキル関連のタレントデータ」「③メンタルヘルスやエンゲージメント関連のセンチメントデータ」と3つの種類に分類され、こうしたデータを、安全な場所で活用しやすいよう正しく収集・管理することが重要です。

    今回の「ジンジャーサーベイ」リリースにより、「ジンジャー」はセンチメントデータに類する情報を収集することができるようになりました。
    サーベイ結果などは、他の人事データ同様に従業員ごとに時系列で蓄積でき、連続的な「正しい人事データ」として管理されます。

    ■jinjer CPO(最高製品責任者)からのコメント

    このたび、「ジンジャーサーベイ」をリリースできることを大変嬉しく思います。

    現代の企業経営において、従業員が能力を最大限に発揮できる環境作りは欠かせません。しかし、お客様の事例から見えてきたのは「従業員の声を正確に把握し、具体的な施策へと繋げること」に多くの企業が課題を抱えているという実情でした。

    「ジンジャーサーベイ」は、まさにこの課題を解決するために開発されました。最大の強みは、組織全体の長期的な課題を把握するセンサスサーベイと、日々の小さな変化を定点観測するパルスサーベイの両方を活用できる点にあります。さらに、「ジンジャー」のプラットフォームに集約された人事データと連携することで、組織や個人の状態を多角的に分析できます。

    これにより、「〇〇部署の20代男性社員のエンゲージメントが低いので▲▲をする必要がある」といったように、具体的な課題の特定とより的確な改善策を講じられるようになります。

    従業員の声は、組織の成長を促す重要な源です。「ジンジャーサーベイ」を通じて企業がこの声に耳を傾け、データに基づいたアクションへ繋げることで、すべての従業員が輝ける未来を創造できると確信しています。

    本サービスが、より多くの企業様の発展に貢献できるよう、これからも開発を進めてまいります。