【BPaaSの認知度・利用実態調査】 約80%がBPaaSについて詳しく知らないと回答。 約53%の企業がSaaSを利用する一方、 BPaaSを利用している企業は約35%という結果に。 - ジンジャー(jinjer)|人事データを中心にすべてを1つに

【BPaaSの認知度・利用実態調査】 約80%がBPaaSについて詳しく知らないと回答。 約53%の企業がSaaSを利用する一方、 BPaaSを利用している企業は約35%という結果に。 - ジンジャー(jinjer)|人事データを中心にすべてを1つに

【BPaaSの認知度・利用実態調査】 約80%がBPaaSについて詳しく知らないと回答。 約53%の企業がSaaSを利用する一方、 BPaaSを利用している企業は約35%という結果に。 - ジンジャー(jinjer)|人事データを中心にすべてを1つに

【BPaaSの認知度・利用実態調査】 約80%がBPaaSについて詳しく知らないと回答。 約53%の企業がSaaSを利用する一方、 BPaaSを利用している企業は約35%という結果に。

クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供しているjinjer株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:桑内 孝志 以下、jinjer)は、企業の人事担当者計421名を対象に「BPaaSの認知度・利用実態調査」を実施しました。


調査サマリー


調査の背景

BPaaS(Business Process as a Service)とは、ただSaaSを提供するだけでなく、業務プロセスごと外部企業に委託して、SaaSを使ってDXを推進するサービス形態です。SaaSと異なり、単なるソフトウェア提供に留まらず、企業が業務を効率的に行えるよう、業務プロセス全体の効率化を目指すのが特徴です。

企業によっては働き方改革やリモートワークの普及に伴い、SaaS導入に取り組むものの、SaaSを自社で運用するためのノウハウやリソースが不足しているという場合も散見されます。このような背景から、企業の業務プロセス全体の効率化を進められるBPaaSが求められつつあります。

本調査は、デジタル化が進む現代において、業務プロセスの効率化を支援するBPaaSに対する企業の認知度や利用実態を明らかにすべく実施しました。

調査概要

・調査概要:BPaaSの認知度・利用実態調査
・調査方法:インターネット調査
・調査期間:2024年10月18日~同年10月22日
・調査対象:企業の人事担当者 計421名

≪本調査の利用について≫
1 引用いただく際は、情報の出典元として「jinjer株式会社」の名前を明記してください。
2 ウェブサイトで使用する場合は、出典元として、下記リンクを設置してください。
URL:https://jinjer.co.jp/

約60%の企業がSaaSを「利用している」または「導入を検討している」と回答。また、約23%の企業が「多くの業務で利用している」と回答。

「SaaSを利用有無」について質問したところ、「利用している(53.1%)」「今後導入を検討している(5.3%)」と、全体の約60%がSaaSを既に利用・導入検討しているという結果になりました。また、SaaSを利用している企業に向けて「SaaSの活用度合い」について質問したところ、「多くの業務で利用している(23.9%)」「全社的に利用している(19.6%)」と、全体の約43.5%は幅広い範囲でSaaSを活用していることが分かりました。

BPaaSを詳しく理解しているのは、全体の約20%にとどまるという結果に。

「BPaaS(Business Process as a Service)」の認知度について調査したところ、全体の約60%が「全く知らない」と回答し、約21%が「聞いたことはあるが、詳細を理解していない」と回答しました。

約50%の企業がBPaaSを「利用している」または「今後導入を検討している」と回答。

「BPaaSの活用度合い」について質問したところ、「利用している(34.8%)」「今後導入を検討している(15.0%)」と、全体の約50%がBPaaSを既に利用・導入検討しているという結果になりました。

BPaaSを導入・検討している理由は、「工数削減につながるため」が最多

Q4でBPaaSを「利用している」または「今後導入を検討している」と回答した人を対象に、「BPaaSを導入・検討している理由」について質問しました。その結果、最も多かった意見は「工数削減につながるため(59.2%)」でした。次いで「コスト削減のため(54.4%)」、「社内に運用するノウハウが無いため(41.7%)」、「BPOに比べ、社内にノウハウを蓄積しやすいため(29.1%)」という結果になりました。

BPaaS利用者の約80%が業務効率が「向上した」または「大幅に向上した」と回答。

Q4でBPaaSを「利用している」または「以前は利用していたが、現在は利用していない」と回答した人を対象に、
「BPaaS導入後の業務効率の変化」について質問しました。その結果、「向上した(48.9%)」「大幅に向上した(31.9%)」と、全体の約80%がBPaaS導入により、業務生産性が上がったという結果になりました。

BPaaSを導入する際に最も重要視されている要素は「システムの使いやすさ」という結果に。

Q4 で「利用している」「以前利用していたが、現在は利用していない」「今後導入を検討している」と回答した人を対象に、「BPaaS導入の際に、重要視する要素」について質問しました。その結果、最も重要視されている要素は「システムの使いやすさ(82.8%)」ということが明らかになりました。次いで、「導入コストの安さ(50.0%)」、「情報セキュリティの高さ(41.8%)」という結果になりました。

BPaaSを利用するなかで、最も課題に感じていることは「利用コストの高さ」という結果に。

Q4 で「利用している」「以前利用していたが、現在は利用していない」と回答した人へ、「BPaaSを利用する中で、感じている課題」について質問しました。その結果、最も多かった意見は「利用コストが高い (49.5%)」でした。
次いで、「セキュリティ面に不安がある(47.3%)」、「業務フローに合わない部分があった(41.8%)」、「期待した効果が得られていない(13.2%)」という結果になりました。

BPaaSは「会計・財務管理」「人事労務管理」の業務領域での利用が多い。

Q4で「利用している」と回答した人へ、「BPaaSを利用している業務分野」について質問しました。
その結果、「会計・財務管理(経費精算業務、決算業務、請求書発行など)」が80.6%、「人事労務管理(入社・退社手続き、勤怠管理、給与計算など)」が77.8%と、これら2つの業務分野でのBPaaS利用が進んでいることが明らかになりました。

BPaaSを提供している企業の声

株式会社BOD

BPaaSの活用は、コスト削減と業務効率化をもたらします。クラウドシステムにより、オンプレミスのインフラやソフトウェア導入にかかる初期導入費用、メンテナンスコストを大幅に削減することが可能です。

さらに、専門的な知識を必要とする人事労務などのバックオフィス業務をアウトソーシングすることで、企業はコア業務に専念することができます。BODでご支援させていただいている多くの企業様は、この結果としてリソースの最適化や新規事業への人員配置を実現されています。

今後もBPaaSがより多くの企業にとって身近な選択肢となるよう、多様なニーズに応じた価値を提供してまいります。

株式会社BOD 企業URL:https://www.bod-grp.com/

jinjer CPO(最高プロダクト責任者)からのコメント

今回の調査から、BPaaSはSaaSに比べ、認知度が低く、普及も進んでいないという実態が明らかになりました。ただ、約50%の企業が利用または導入を検討しており、さらにBPaaS導入企業の約80%が業務効率の向上を実感していることから、今後BPaaS利用の需要が増えていくだろうと予想しています。

また、今回の調査結果により、BPaaSの利用領域として『会計・財務管理』や『人事労務管理』といった業務分野での需要が特に高いことが明らかになりました。
クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供している、私たちとしては、これらの分野における価値向上を目指していきます。
企業の人事労務領域を効率化するべく、引き続き人事担当者に寄り添った開発をすすめられるよう、日々努力を重ねてまいります。

向井浩一郎

向井浩一郎

人事担当者向けメディア「HR NOTE」の運営を経て、 現在は広報として定期的に調査リリースを発信しています。 法務・経理・総務を中心に管理業務の知見をもとに、人事担当が抱える現状や課題に関する実態をお届けします。よくある課題から、単純な疑問まで担当者のお悩みを解消できるヒントとなるようなコンテンツを発信していきます。

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