雇用保険被保険者資格取得届の職種欄の書き方 | jinjerBlog

雇用保険被保険者資格取得届の職種欄の書き方

記載している様子

企業が従業員を雇用する際、原則として従業員が「31日以上雇用される見込みがある」「所定労働時間が週20時間以上ある」という2つの条件に該当するのであれば、従業員を雇用保険に加入させる必要があります。

これは、企業の職種や規模、従業員の雇用形態に関係なく、上記の条件に該当するのであれば、全ての従業員が対象になります。

そして、雇用保険の加入手続きの際には所轄のハローワークに「雇用保険被保険者資格取得届」を提出し、申請をする必要があるのですが、その際に従業員それぞれの仕事内容によって、職種を書き込むことになっています。今回は、その職種欄の書き方について詳しく解説します。

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1. 雇用保険被保険者資格取得届の職種欄の書き方

記入している様子

現在、雇用保険被保険者資格取得届には1~26までの記入欄と、事業主の住所・氏名・電話番号、日付などを記入する欄が設けられています。

それぞれの項目には、個人番号や被保険者番号、被保険者氏名、生年月日などを記入することになっており、ほとんどの部分はあらかじめ数値などが決まっており、すぐに判断して記入できるのですが、職種欄については申請する側の判断のもとで記入する必要があります。

職種については雇用保険被保険者資格取得届の裏面に「13欄(職種欄)には、次の区分に従い、該当するものの番号を記載すること。」という文言の下、次のように記載されています。

・A 管理的職業…01
・B 専門的・技術的職業…02
・C 事務的職業…03
・D 販売の職業…04
・E サービスの職業…5
・F 保安の職業…06
・G 農林漁業の職業…07
・H 生産工程の職業…08
・I 輸送・機械運転の職業…09
・J 建設・採掘の職業…10
・K 運搬・清掃・包装等の職業…11

ある程度判断できる職種もあれば、判断に迷う職種もあるでしょう。次章では、それぞれの職業についてさらに詳しく解説します。

2. それぞれの職種の対象となる職業を解説

職業

ここからは、職種欄で選択対象となる11種の職業について、どのようなものが該当するのかを詳しく解説していきます。

2-1. 管理的職業

法人や団体における役員や、管理職、更に国や地方公共団体の各機関で公選された公務員も含みます。

具体的な職業としては、CEO、執行役員、会社社長、部長、課長、支店長、営業所長、工場長、国務大臣、知事、議会議員など、内部組織における管理職を指します。

2-2. 専門的・技術的職業

教育や医学などの専門的な知識を必要とする仕事や、創作や上演、演奏などといった芸術作品の制作に関わる仕事、法務に従事する仕事や、研究者、公認会計士といった各種専門家や技術者などが含まれます。

具体的な職業としては、教員、医師、看護師、技師、各種研究者、各種開発技術者、農業技術指導員、税理士、便干し、建築設計士、デザイナー、編集者、音楽家、カメラマン、アナウンサーなどが挙げられます。

2-3. 事務的職業

文書や帳簿の作成、記録、現金の出納、事務機器の操作など、経営管理における補助的な業務を指します。

具体的な職業としては、経理・人事・受付・医療などの事務員や、銀行や郵便局の窓口係、秘書、検品検収院、イベントプランナー、タイピストなどが挙げられます。

2-4. 販売の職業

商品をはじめ、有価証券や不動産の売買、仲介や代理、勧誘、契約締結などの業務全般を指します。

具体的な職業としては、各種ショップ店員、各種販売員、実演販売員、レジ係、コンビニエンスストアなどの店長、仕入れ係、広告代理人、保険外交員、保険代理人、不動産仲介・売買員などが挙げられます。

2-5. サービスの職業

家事や個人の身の回りのことの支援を行う人や、介護、理容・美容、調理、接客、給仕、クリーニング、ビルの管理などの業務を指します。

具体的な職業としては、ホームヘルパーや介護職員、美容師、利用し、クリーニング師、調理師、ウエイトレス・ウエイター、旅館やホテル等の支配人、フロント係、キャビンアテンダント、歯科アシスタント、ツアーコンダクター、清掃員などが挙げられます。

2-6. 保安の職業

国家の防衛をはじめ、個人の身体や生命、財産を保護したり、公共の安全や秩序の維持に努めることなどの業務を指します。

具体的な職業としては、警備員、看守、駐車監視員、道路交通誘導員、ライフセーバー、消防員、警察官、消防保安官、などが挙げられます。

2-7. 農林漁業の職業

その名のとおり、農業、林業、漁業に従事する業務を指します。

具体的には、稲作作業員、畑作作業員、園芸作業員、果樹栽培作業員、きのこ栽培員、伐木作業員、造材作業員、週材作業員、肉牛飼育作業員、鶏舎作業員、豚舎作業員、搾乳作業員、漁師、魚類養殖作業員などが挙げられます。

2-8. 生産工程の職業

原材料の加工や組立など、各種の作品製造における工程作業に従事する業務を指し、短期間で習得できる簡単な業務も含みます。

具体的な職業としては、塗装工、組立工、修理工、溶接工、機械工、製鉄工、鋳物製造工、金属溶接・溶断工、衣服・繊維製品製造、食料品検査工、食品製造工、配達人、選別、印刷工、電気工などが挙げられます。

2-9. 運輸・機械運転の職業

電車や船舶、航空機、自動車の運転・操縦、定置機械や定置機関、建設機械の運転などに従事する業務を指します。

具体的には、電車運転士、車掌、パイロット、ヘリコプターなどの操縦士、バス運転士、バスガイド、タクシードライバー、船長など船舶の運航に関わる機関士、ボイラー技士、トラックやトレーラー、重機などの運転手、ごみ焼却設備捜査員、ビル施設管理者、配電員、火力発電保守員などが挙げられます。

2-10. 建設・採掘の職業

建設作業や電気工事作業、土砂の掘削作業、鉱物の採掘採取作業、建築現場での作業に従事する業務を指します。

具体的には、電気工事作業員、ダムやトンネルなどの掘削作業員、アスファルト舗装作業員、土木作業員、送電線の架線・敷設作業員、大工、左官、型枠大工、鳶、内装工、畳工、エアコン取付作業員などが挙げられます。

2-11. 運搬・清掃・包装等の職業

荷物や資材、貨物の運搬や、建物や公園、道路などの清掃、品物の包装などの作業に従事する業務を指します。

具体的には、郵便配達員、新聞配達員、倉庫作業員、荷造り作業員、港湾荷役作業員、建物清掃員、産業廃棄物収集作業員、ハウスクリーニング作業員などが挙げられます。

3. 記入時の注意点

ビックリマーク
大抵の場合はここまで説明した職業のいずれかに該当するはずですが、分類が分からない場合には、ハローワークインターネットサービスの厚生労働省編職業分類(平成23年改定)から確認することができます。

また、雇用保険被保険者資格取得届の申請は、対象となる従業員を雇用した月の翌月の10日までに行う必要があるため、これらの確認も早めに行い、記入をしましょう。

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4. 正しい判断でスムーズな申請を

判断

雇用保険被保険者資格取得届の職種欄では、すぐに判断がつくものもあれば、「管理的職業にあたるのか」や「専門的・技術的職業とサービスの職業のどちらにあたるのか」など、判断に迷うケースもあります。申請には期限があるので、余裕を持って申請ができるように雇用保険被保険者資格取得届の記入を行いましょう。

また、訂正の必要がある場合は、窓口や郵送による申請ではなく、電子申請がスムーズですので、電子申請の検討もおすすめします。

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