育児休業とは?対象者や必要な手続きについて徹底解説 - バックオフィスクラウドのジンジャー(jinjer)

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育児休業とは?対象者や必要な手続きについて徹底解説

赤ちゃんと母親

仕事と育児の両立を図るために、育児休業制度が法律で定められています。企業は、条件を満たした従業員から申請された場合、休業を与えなければなりません。

この記事では、育児休業について詳しく解説するとともに、対象者や必要な手続きについて紹介しています。育児休業制度は度々改正され、内容が変化していますので、最新の情報を把握しておきましょう。

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1. 育児休業とは?

悩む女性

育児休業とは、1歳に満たない子どもを養育する労働者が、法律に基づいて養育のために休業できる制度です。

女性の社会進出や、共働き世帯の増加によって仕事と育児を両立しやすくするため、1991年に制定され翌年から施行されました。休業中は育児休業給付金が支給されるので、育児によってキャリアを中断せず働くことが可能です。

育児休業は、1歳未満の子どもを養育する労働者から申し出があった場合、取得させなければならない義務があります。

1-1. 法改正は2022~2023年にかけて段階的に実施

育児休業制度は、2021年6月に改正されましたが、実施は2022年から2023年にかけて段階的に行われます。

具体的には、以下の流れで法改正が行われる予定です。

法改正は2022~2023年にかけて段階的に実施

改正によって取得要件が緩和されたり、分割取得ができるようになったりなど、育児休業が取得しやすい方向へと変化していることが分かります。

1-2. 育児休暇との違いは?

育児休業と間違われやすい「育児休暇」とは、企業が独自に定める休暇のことです。導入するかどうかは企業の自由であり、取得方法や期間も異なります。

育児休業は、子どもが1歳になるまでの休業と決められていますが、育児休暇は決まりがありません。企業によっては2~3歳まで取得できるところもありますが、休暇中の給料は支給されない場合も多いでしょう。

一方、「育児休業」は、法律で定める制度であるため、育児に関する権利が法で保護されています。条件を満たしていれば、育児休業給付金が支給される点が大きな特徴です。

「育休」という言葉が世の中では浸透していますが、一般的に育休は「育児休業」のことを指しています。

1-3. 産休(産前・産後休業)との違いは?

産休とは、出産するための準備期間と、出産後に身体を回復させる期間に休業できる制度です。産休は女性のみが取得できることが育児休業との大きな違いになります。

産休期間は、出産予定日の6週間前から出産後8週間までです。産前に関しては従業員が休業を申請した場合、労働させてはならないとしていますが、産後は本人からの申請に関係なく、休業させることが法律で義務付けられています。

ただし、産後6週間を過ぎて医師から許可が出た場合に限り、8週間を待たずに復職が可能です。

2. 育児休業の対象者

対象を表す図

育児休業制度を受けられる対象者は、1歳未満の子どもを養育している従業員です。この制度は、男女問わず取得できます。

ただし、週の所定労働日が2日以下の従業員と、日雇いで働く従業員には適用されません。よって、パートやアルバイトであっても、週3日以上労働していれば育児休業の対象となります。

正社員でなくても、雇用保険に加入していて所定労働日が足りている場合は、育児休業給付金も支給対象です。

また、子どもが1歳6か月に達するときに雇用契約が終了していないことも条件になります。例えば、契約社員など期間に定めのある従業員が、育児休業取得のタイミングで契約期間が残り1年で更新の予定がない場合は対象外です。

有期雇用労働者の場合、これまでは同じ会社に1年以上雇用されていることが条件でしたが、現在は要件緩和により廃止されています。

しかし、雇用されて1年未満の労働者を、対象者から除外する労使協定が締結されている場合、会社は取得を拒否することが可能です。

3. 育児休業に関する手続き

手続きをする男性

育児休業を取得するためには、どのような手続きが必要なのでしょうか。従業員に滞りなく適切に育児休業を取得してもらうためにも、会社側は手続き方法や流れを理解しておく必要があるでしょう。

3-1. 育児休業の申し出を受けて必要書類を提出する

まずは、従業員本人からの育児休業の申し出を受けます。2022年4月からは、妊娠の申し出があった従業員には、育児休業制度に関する説明や勧奨が義務化されたため、会社側から確認した方が良いでしょう。

育児休業の申し出を受けたら、会社が必要書類を管轄のハローワークに提出します。必要書類は以下の通りです。

・雇用保険被保険者休業開始時賃金月額証明書
・育児休業給付受給資格確認票
・育児休業給付金支給申請書
・賃金台帳や出勤簿など
・母子手帳のコピー

これらの書類を提出すると、従業員に受給資格があるかどうかが確認されることになります。確認が取れると、ハローワークから「育児休業給付金支給決定通知書」が交付されるので、会社から従業員に渡しましょう。

この手続きによって、従業員は育児休業給付金が受け取れます。支給は2か月ごとに行われますが、その都度「育児休業給付金支給申請書」を提出しなければなりません。

育児休業中の1年間、何度も申請しなければならないため、従業員と会社が連携して進めていくことが大切です。

3-2. 社会保険料免除の手続きを行う

育児休業中の従業員は、健康保険料と厚生年金保険料の支払いが免除されます。免除制度を利用することで、本人負担分だけでなく会社負担分も免除されますので、重要な手続きです。

従業員から免除の申し出があったら、会社は「育児休業等取得者申出書」を日本年金機構へ提出します。育児休業を延長した場合は、都度手続きを行わなければならないため注意しましょう。

なお、育児休業終了後は、「育児休業等取得者終了届」を日本年金機構に提出する必要があります。

3-3. 子どもが保育園に入れなかったときの手続き

育児休業は原則子どもが1歳の誕生日を迎えるまでの期間ですが、保育園に空きがなく、育休終了までに入園先が見つからないケースも多くあります。

そのようなときは、育児休業の延長が可能です。子どもが1歳6か月になるまで延長できるので、市区町村が発行した「入所不承諾通知書」を従業員に提出してもらいましょう。

会社はハローワークで、通知書と一緒に「育児休業給付に係る延長事由申出書」を提出し、申請を行う必要があります。なお、1歳6か月までに入園できなかった場合は、2歳まで再延長可能です。

4. 育児休業の手続きはスムーズに行おう

茶色いビックリマーク

育児休業とは、1歳未満の子どもを養育するために休業できる制度のことです。育児休暇と異なり、育児休業は法律が定める制度であるため、条件を満たしている場合は給付金が支給されます。

育児休業は男女問わず取得可能なものであり、週の所定労働日が3日以上であれば、正社員でなくても適用対象です。

法改正に伴い、育児休業の内容や条件などは変化していますので、従業員から申し出があったときに正しい対応をするためにも、しっかり理解しておく必要があるでしょう。

育児休業中は従業員とのやり取りが多くなりますので、コミュニケーションを図り、スムーズに手続きを進めることが大切です。

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目黒颯己

目黒颯己

HR NOTEのライター、総合求人サイトとシニア向け情報メディアの立ち上げを経て、現在はjinjer blogの運営に携わっています。 事業視点から、バックオフィスの重要性を啓蒙するコンテンツを作っています。 保有資格:ファイナンシャル・プランニング技能士(3級)

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